金曜日の出産レポです。
めっちゃ長いです。
あと露骨な表現が含まれてる所があるので、苦手な方は見ないでください
出産前日の夜、いつもどおり寝たのですが、
夜中、何度かお腹が痛くて目が覚めました。
痛いな…。
となるだけで、またすぐ寝たり、の繰り返しだったと思います。
翌朝(出産当日)、5時半くらいに目が覚めました。
お腹痛いなー、と同時に、お手洗い行きたいな、と思ったので、
起き上がってお手洗いに。
用を足した後、
そういえば、水曜日から続いてるおしるしは、もう止まったかな、と思い、
ティッシュを確認すると…
ん⁉︎鮮血がついてる‼︎‼︎
てかお手洗いの中にも鮮血が溜まってる‼︎‼︎(少量)
いきなり目が覚めました。
急いで念の為写真を撮ったのと、
おしるしについて検索魔に笑
あーーー、早期剥離やったらどうしよどうしよどうしよ。
でも、サラサラじゃないし大丈夫かな⁉︎
いやでも、ここは、いつでも電話してって言われたから電話すべきかな⁉︎
あの時電話すればよかったってなるかな⁉︎
でも今日定期検診やったな。
あ、でも、健診の12時まで待ってていいんやろか⁉︎
とグルグル色んな事を考え、
そもそもおしるしの時ってお腹痛いもんなのか⁉︎
とりあえず電話するか‼︎
と病院の番号をスマホに入力し、
さぁ通話ボタンを…
となった所で、痛みは引いていきました。
あら？となったので、
まぁとりあえずもうちょっと様子見ようかなと再度ベッドへ。
緊張してなかなか眠れないな、と思ってたら、
しばらくしてまた痛みがやってきました。
いてて…
となった後、しばらくして痛みは引いて行ったのですが、
またしばらくして痛みが到来。
こっ、これは…。
いや、まさかね。
と思いつつ、
間違っててもいいや、と考え
陣痛アプリを起動したのは、6時前の出来事でした。
夜中と違って、
ちょっと足をバタバタしないとやり過ごせない痛み。
おさまったと思ったら、また来たので、
夫を起こしました。
「お腹痛い。陣痛かも。違ったらごめん。」
夫は眠そうにしながらも、
「どうせ今日は出かけるからもう起きたらいいよ。念の為準備するよ。」
と言ってくれました。感謝。
１回目の計測は、間隔約8分。
お？
と思ったのですが、
まぁ誤差っていうのもあるかなと思い、
とりあえず計測継続。
次は9分でした。
あれ、ヤバいかも。
と思い、とりあえずご飯を食べようかなと起き上がって一階へ。
ソファに座ってると、腹痛の波がおさまりました。
朝から長いトイレタイムの夫にラインで、
「お腹痛くなくなっちゃった…ごめん。」
と送った数分後、
また痛みの波が。
謎にここは22分くらい空いてました笑
これはやっぱり陣痛かも、と
痛みが引いてる間に朝ごはんをかきこみました。
途中痛みに悶絶しながらの納豆ごはん笑
この間既に痛みの感覚は6〜11分。
10分感覚が1時間続いたら病院に連絡して、と言われてたので、
とりあえず歯を磨いたり、直前に入院バッグに入れるものをそろえたりしました。
そうこうしてる間に痛みは5分半くらいに。
準備が終わり、いよいよ病院に電話です。
この時8時前。
病院からは、
いつからか、とか今の間隔は、とか
朝ごはん食べたか、とか色々聞かれたのですが、
落ち着いてゆっくり喋らはるもんで、
電話しながらも腹痛がやってくる始末笑
入院の準備を持ってくるよう言われ、とりあえず電話は終了。
急いで着替えて家を出たのは8時過ぎ、
病院に着いたのは多分8時30分前くらいでした。
もちろん待合室には誰もおらず。
ソファに座るも、
緊張で浅く腰掛け、リュックをおろす事もしませんでした。
以前にヨガ仲間が陣痛か破水で病院に来るのを目撃した時、
待合室に浅く腰掛けるヨガ仲間を見た私は、
「リュックおろして深く座ったらいいのに」って思ったのですが、
今ならヨガ仲間の気持ちが分かる笑
リュックおろす余裕がない‼︎笑
(ヨガ仲間の入院目撃記録はコチラ↓)
すぐに助産師さんが来てくれて、
診察室に案内してくれました。
早朝でよかった…。
ちょっと待ったところで、
院長登場。
エコーでは
赤ちゃんの心臓が確認でき、
院長が「赤ちゃん元気ですよー。」と言ってくれたので、とりあえずホッとしました。
お次は内診。
何か色々見てもらったところ、
院長が「あ、もう2センチ開いてるねー。」と。
え？笑
「また診察室でお話しますねー。」と言われたのですが、
服をなおしてる間にカーテンの向こう側から聞こえたのは、
院長の「このまま入院ですー」の声。
やっぱりー。
診察室に戻ると院長から正式に
このまま入院することを告げられ、
そして
「多分、出産は夕方くらいかなー。遅くなるかもしれないし、この後こっちから破水させるから、お産が進んでそれより早くなる事もあるからねー。」
と言われました。
夕方かー、思ってたより早いね。と夫と呑気に話しておりました。
そしてそのまま分娩台にご案内。
お着替えを済ませ、とりあえず分娩台に寝転がりました。
後はNSTをつけて赤ちゃんの心音とかお腹の張りを数値でチェック。
最初のうちは、
助産師さんが夜勤の人と交代したりして、
色々普通に喋れたし、
「途中一旦お部屋に帰ってもらいますねー」とか「お昼ご飯食べれたら食べてね、無理だったら旦那さんが食べてくれてもいいからね。突然カレーとか出てくる時もあるから笑」とかに笑えるくらいだったのですが、
記憶にある会話は以上。
次に覚えてるのは破水の処置です。
しばらくして院長が登場。
「破水させますからねー。痛くないからね。」と言われ、
何か色々器具を突っ込まれたなと思ってたら、大量のぬるま湯みたいなのが大洪水を起こしました。
わぁぁ。これが家で起こったらめっちゃくちゃビビるな、と思いました。
破水から始まった妊婦さんは大変だったやろな…。
破水した後から何かお腹どんどん痛くなってきて、間隔も、これ絶対1分もなくない⁉︎ってなってきました。
マタニティヨガで先生がいつも言ってた、「呼吸に集中(今思うと鬼滅みたい笑)」をできる限りやったりして、助産師さんに、上手よーって褒められたりしてたのですが、
あれよあれよと言う間にそんな事は出来なくなりました。
破水後の抗生物質の点滴の説明も聞けないくらい。
夫が代わりに聞いてサインしてくれました。
陣痛が起こるたびに羊水が漏れ出る感じがまた怖かったです。
最初は腰さすってもらうだけでも楽で良かったのに、だんだんお尻も押してもらわないとキツくなってきて…。
いよいよ分娩台で悶えだしました。
息を吐くのも、声を出さないと息を吐けないくらい。鼻で息を長く吐く、とか、息だけ口からフーって出すのはもう無理。
助産師さんに「便意がある感じ？」と聞かれ、
うん、と言うと「次で内診しよか」と言われ、
次の陣痛に合わせて内診したところ
「あら、もう7センチも開いてるわよ‼︎」
え⁉︎
どゆこと⁉︎
7センチ⁉︎
産まれるの夕方じゃなかったの⁉︎
私が悶え出した頃から夫がずっと腰をさすってくれ、
助産師さんが陣痛が来るたびにお尻を押してくれてたのですが、
お尻をやんわり押してもらうだけでは痛みがやわらがず、
もっとグイグイ押してほしくなりました。
テニスボールでゴリゴリ押してもらうと良いって言う意味が分かった感じ笑
もうその後は文字通り悶絶です。
廊下中、そして隣のナースステーションとその横に居る赤ちゃん全員に聞こえるくらいの大きい声で叫び(唸り？)続けました。
7センチから10センチてどれくらいかかるの⁉︎
もう早く産まれてほしい‼︎
って思いながら苦しみました。
しばらくすると、お産の準備するね、と言われバタバタし始めました。
(もうこの頃からしんどくて目は開けてられないからそんな雰囲気だった笑)
そしてそのうち、9.5センチに。
もういきんでもいいですよ‼︎
と言われたものの、どういきんだらいいか分からず笑
最初は痛い下腹部に力を入れてたのですが、
どうやら便を出す感じで力を入れたらいいみたいですね。
何度かいきんでる間に、コツを掴んできて
赤ちゃんの頭見えて来てるよー、と言われ、
おっ、もうすぐ解放されるのか⁉︎
とちょっとぬか喜びしたのですが、
ここからが長かった笑
見えてる、ってたぶんちょっとだけだったんだと思います笑
その後も陣痛に合わせて何回もいきんだけど、
まだ⁉︎って思った頃に
頭が500円玉くらい出てますよー、って言われ、
愕然としました笑笑
500円⁉︎まだまだやん‼︎‼︎
もうすぐ会えますよー、とかも言われたけど、
絶対まだまだやな、って思いました笑
その後も何度も、
もっかい頑張って‼︎そう、上手上手ー‼︎
とかって言われたけど、
ほんとに進んでるんかなぁぁぁって感じです。。
そんなやり取りが長らく続き、
ようやく、兆しが。
これまで同様にいきんだ後、助産師さんが
「あっ、頭出てるよ‼︎今なら頭触れるよ‼︎触る⁉︎」
とのこと。
「いいいいいです‼︎怖いからいいです‼︎‼︎」
と拒否しました笑
普通は触ってみるのかな…笑
その後、何回かまたいきんだところ、
おおぁぁあ‼︎
ななな、何か股の間に挟まってる感じ‼︎‼︎
(すいません、表現が露骨で…)
ふぇぇぇ‼︎何か出て来たよ‼︎
と、ちょっと怖くなりました…。。
「あ、あ…ななな何か、あの、ああ間に…‼︎‼︎」
と怯えると、そーよ‼︎もうすぐよ‼︎と言われ、
怖いながらも確かにもうすぐかも‼︎と思って最後に頑張っていきむことにしました‼︎！
そして何度かいきんだのですが…。
これが、私の出産の最高潮でした。
36週以降、夫に手伝ってもらいながら
会陰マッサージを続けてきたのですよ、真面目に。
ところがどうした事でしょう。
それが裏目に出たのかもしれません。
最後に頑張って何度かいきんだところ、
会陰マッサージをしていた下側ではなく、
上側が引きちぎれそうな感覚になりました。
えっ…‼︎
待って待って‼︎何か上の方が…‼︎
この病院では会陰切開をせず、
自然に切れるようにする、との方針を37週くらいに聞いたので、
逆にちょっとビビってたのですが、
嫌な予感は的中。
いきんで赤ちゃんが出そうになった瞬間、
激痛が走りました。
色んな先輩から、産む瞬間は興奮して会陰は全然痛く無いよー。って聞いてたのに。のに。
あっ‼︎‼︎
いいいい痛い痛い痛い‼︎‼︎
上側が裂ける‼︎‼︎引きちぎれる‼︎‼︎‼︎
「えっ‼︎‼︎む、無理無理無理無理‼︎‼︎ちょ、ちょっと待って…‼︎‼︎‼︎」
(今思えば、何を、誰に対して待てと言うのか笑)
と叫んだ次の瞬間、
最高潮の激痛が走りました…。
「いいいい痛い痛い痛いーーーーーっっっっっ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
まるで拷問のようでした笑
(された事ないけど笑)
その後、
もういきまなくていいですよー‼︎と言われ、
お母さん、目開けて‼︎‼︎‼︎
ほら赤ちゃんですよ‼︎‼︎
と言われ、めちゃくちゃ久しぶりに目を開けたところ、下からちょっと血に塗れた赤ちゃんが現れたのを覚えています。
はぁぁぁあああ、産まれたぁぁぁああああ
息子は思ってたより低い声ですぐ泣き続けたので、一安心しました。
助産師さんに綺麗に拭いてもらって、
体重測ってもらって、
頭の大きさも測ってもらったりしてました。
3,084グラム、ちょうど平均的な大きさらしいです。
産まれたのは12時40分頃。
病院についてから4時間という超爆速でした。
助産師さんも皆んな驚いてました。
ぼーっとしてるところへ医師が登場。
内診とかした後、
裂けてるので、縫合しますね、とのこと。
ひぇぇぇええ、やっぱり。。。
結構裂けてますか？と聞くと、
色んな方向にね、と言われました。。
ショック。。
やっぱ会陰切開は必要じゃないでしょうか？笑
結構縫われた後、何かグイグイ押されて痛みと共に終了。
颯爽と医師は去っていきました笑
その後、赤ちゃん抱っこさせてもらったり、写真撮ってもらったり、授乳してみたり。
そうそう、もうこの頃は放心状態で、呆然としていたので、
出産前は「写真撮る時は眼鏡外して髪整えよ‼︎」って思ってたのに、
髪は悶絶して汗だくでボサボサ、眼鏡も付けっぱなしのノーメイクというあまり人に見せれない写真がいっぱい撮れましたとさ笑
これから出産を控えてる方はちゃんと覚えてるか、夫もしくは助産師さんに伝えとくといいかもですね。
色々終わった後、経過観察中に
病院のお昼ご飯出てるけど食べますか？と聞かれたので、
はい、と答えました。
ここのお食事美味しいらしいので笑
でももう全身に力が入らなくて、起き上がる力もないので、夫に食べさせてもらいました。
完全に介護状態でした笑笑
メインは鯖の南蛮みたいな。美味しかった。
ご飯はトウモロコシご飯。うまし。
2時間の経過観察後、夫は病院から追い出されました。
まだコロナ対策が残っています。
寂しい…。
途中からやったけど、ずっと背中さすってくれたり、いきむために起き上がる度に後ろから枕で支えてくれたり(助産師さんからそうするよう指示があったそうな笑)、暑がる私に何故かナプキンであおいでくれたり(仰ぐものがなかったからやけど、助産師さんにめっちゃ笑われてた笑)、色々やってくれた夫には感謝しています。
立ち会い出産してよかったな、と私は思いました。
あと病室に戻ってから気づいたのですが、
大声で叫びすぎたのと酸素マスクしてたからか、喉が痛くなりました。
飛行機内の乾燥とかには無縁だったので、のど飴とか持ってく事は微塵も考えてなかったのですが、備えあれば憂いなしでした。
入院中に乾燥とかないやろ、って思ってたけど、出産で喉枯れるとは思わなかったです笑
軽い物なので持って来ておいたらよかったなぁ。
それと、出産後から頭が痛くって、
いきんで脳みその血管切れてるんちゃうかって思ってビクビクしてたんですが、
夜ご飯食べた時に頭痛の原因が分かりました。
奥歯とアゴが痛い‼︎‼︎
いきんだ時(陣痛の時も？)に歯を食いしばりまくったからですかね。
口が大きく開かないし、痛い笑
歯磨きも口が開かない笑
出産の時ってマウスピース要るんちゃうやろか。
まさにリングに立つボクサーの気分ですね笑
疲れたので、この辺りで。
すごく、長文になりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
この記録が誰かのために役立つといいなと思います。