我が家の炊飯器さん
15年間、毎日ご飯炊いてくれてありがとう

$愛犬アルキメ君の冒険

この炊飯器には、大切な思い出があります

阪神大震災の翌日
家は傾き
情報はなく
何が起こったのかよくわからない・・・
宝塚の街はゴーストタウンのように静まり
食料品をさがし求めても
どこも閉店
ただ
スーパーのジャスコは開いていて
のぞいてみると
食料品売り場はがら~んと人影も無く
品物もなんにもな~い
ただ
そこに
炊飯器とホットプレートだけが20台ずつほど置いてあったのです!!
値段は2000円!
なぜこんな必要な器具がぽーんと投げ出されて置いてあるのだろう?

狐につままれた気分

わけわからずも、
急いで購入し
持ち帰りました。

今思えば、
あれは救援物資でした!!
とりあえず運び込まれ
ぽ~んと置いてあったのでしょう・・・

当時、ガス炊飯器の我が家
その後、ガスは10日以上も使用できなかった。

電気は、関電が救援に来て、すぐに繋いでくれた!

ガスが来る日まで

この炊飯器とホットプレートは我が家の神様!!

食事が作れる唯一の器具でした

子どもたちが成長し、夫婦二人の生活には
5合炊きは大きすぎ

捨てがたかった
けど
やっと
小さな炊飯器を買いました

15年間 ありがとう!!