怖い話その3
86才になる母が救急搬送された時の話。

平日の午後、一人暮らしをしている母のケアマネさんからの着信が数回ありました。
仕事を終えて連絡してみると
母の血圧が異常に高くなっていて
心臓が痛い、苦しいというので
救急車を呼ぼうと思いますタラーと。

色々電話で話を伺って
とりあえず私が母のところに向かうことに車


到着してみると

母は死人のように青ざめた顔をして
目を閉じて苦しそうにして
ベッドにガーン

・・危ないかも・・

 

と思い
かかりつけの病院に電話すると
その日は担当医も、救急外来には外科医しかいないと。
 

また他の病院に電話したら
救急車を呼んで
救急の指示に従ってくださいと。


どうするかケアマネさんと相談して
このままだと危険だね、となり
救急車を呼ぶことに。

母の塗り絵

数分で到着した救急隊の方が
ケアマネさんから話を聞いたり
母の状態を確認したりして
とにかく病院の受け入れ先を探してくれることに。

私は母の色々な身の回りのものや
服用している薬などをまとめて用意して
鍵をしめて救急車の後を
車で追うことに。


救急車に母がのりこみ
受け入れ先が決まるまで
私も一緒に乗って待つことになりました。


ところがアセアセギザギザ
10分


30分


1時間たっても


受け入れてくれる病院が見つからず


さらに30分
1時間
・・・・・・
救急車は停車したまま


2時間たっても
病院が見つかりませんでした。



その日は金曜日だったのですが
どこの病院にも対応できるドクターがいなかったり
検査ができないなど・・・


でも・・・
 

救急車のなかにいる時


人間て不思議なもので
安心も手伝って
少し気持ちが落ち着いてくるものですピンクハート


 

母の血圧も少し下がり
心臓の痛みも
少し落ち着いてきて。


救急隊の皆さんは
必死になって連絡しながら受け入れ先を探してくれて
母の体調も

ほんと気づかってくださって
涙がでるほど有難く...


「おかあさん、今こうしている時間にも、事故や病気で救急車が必要な人がいるよ」
 

「救急車も救急隊の人たちも限りがあるから、今日は私がいるから救急病院行くのやめて、家でおとなしく寝ていればいいよね!?
 

母「うん。そうだね・・・タラー


「いや、まだ探しているので、もう少し待ってください!」

優しい救急隊の頼もしい言葉に
うるうるしながら
見つかって!と願いながら

待っていました。


2時間半近くたって
やっと救急病院と先生が見つかって
急いで向かうことに。


到着した病院で
救急隊員の方から

「娘さん、病院見つかってよかったですね。時間かかって申し訳なかったです」
と言ってくださり
恐縮しちゃうのは私の方ですとブルーハート


こういう心ある救急隊の皆さんがいてくださるおかげで
私たちの生命は
守られているのだと
思いっきり感謝いたしましたルンルン


コロナパンデミックの2年間
医療従事者の皆さんの

献身的な奉仕には
本当に頭が下がる思いでした愛

 

高齢化した現代社会では
救急車と救急隊の皆さんの存在はとても大きく
有難~く
安心を与えてくれる存在拍手


もっと社会や政府が
医療体制やシステムを
サポートして
守っていってほしいと

心から願ってやみません。