マヤカレンダー今日は「コーン6」

 

 

26年前、子宮外妊娠卵管破裂で救急搬送されたとき

「死」の河の淵一歩手前で

命ある世界へと引き返すことができました。

 

シングルマザーとして歩く人生

何度か「死」が隣に現れたり

目の前に座ったり

健康が危なくなって

死の影の谷を歩くことが何度もありました。

 

つらいことや悲しいことを感じて

いつも感情が動いていたら

今の私はこうして

生きてはいなかったと思います。

 

記憶の外へと追いやって

心の中へは入れないように

封印してきた感情ってありますよね。

 

つらい記憶や感情は特にそうです。

 

でも体験しているのだから

身体細胞的には忘れずに

覚えているわけです。

 

「死」しか目の前に現れなくて

絶望と悲しみだけがそばにあったら

そんな人生、生きる意味あるの?

と思います。

何で辛いことってなくならないの?

と思いますよね。

 

 

人間はつらい時

つらいことを考えたら

生きることができない。

それが自然なことなのだろうとおもいます。

 

 

私は「死」と友達になりました。

マヤデイサインが「死」であることも

納得できました。

 

暗闇や影、苦しみや悲しみとともに歩く

そんな長いトンネルを歩いていたとき

助けになったのは

「上を向いて歩く」ことでした。

希望とか未来とかあるなんて

そんなカッコいいものではなく

ただ「上を向いて歩く」だけです。

 

 

そして下を覗くと「死」が私を支えてくれている。

 

そんな不思議な感覚です。

 

 

つらい人にとって

なぐさめや励ましは

一時的には救われても

あまり助けにはならず

さらに悲しくなったりするだろうと思います。

 

少なくとも私はそうでした。

 

 

そんなときは

何かを考えたり

答えを求めたりするのではなく

ただ「上を向いて」歩いてみてください。

 

 

ただ 上だけを向いて……

 

 

 

 

 

かならず

 

 

星が見える時がやってきますよ星星星

 

義理チョコ

 

「ヨイトマケの唄」