”ウィズ・コロナ”新時代<1>

 

<1>は、社会や経済活動についての共生方法。

では人の大事な「精神」や「心」は、これまでとは違った新しい暮らしや新常識をすぐに受け入れられるでしょうか。

仕事や働き方、学び方やお金の仕組みなどが次々と変化し、経済活動もお金の動きも変化していくなか、私たちの精神はそこについていかれるのでしょうか。

大事な問題ですよねキョロキョロ


 


例えば日本で生まれ育ち、外国に出たこともなくて外国語も話せない人が、半ば強制的にアフリカや中南米の国で、ウイルスや病気の耐性もないまま急に暮らしたとしたら、心は折れないでしょうか。
精神的に追い詰められたり、孤独になったりしないでしょうか。

カール・グスタフ・ユングの「赤の書」より

 

当然、答えは「する」だろうと思います。


今私たち人類は、ウイルスパンデミックと情報パンデミックにより、混乱させられています。

 

加速主義によって、あるいはテクノロジーの進化によっても、わたしたちは突然地球という惑星から「別の惑星」に飛び移って暮らし始める。

 

そのようにして新しい世界や社会、ルールや常識をベースにした人間関係、生活、経済活動も、人の意識改革も始まるのだろうと思います。

 


『サピエンス全史』『ホモデウス』の著者、イスラエルの歴史学者「ユヴァル・ノア・ハラリ」や、『なぜ世界は存在しないのか』の著者、ドイツの哲学者「マルクス・ガブリエル」たちが予言していたことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではどうすれば「心」や「精神」は、「ウィズ・コロナ」を受け容れて新しい世界秩序を、心折れず新しい気持ちで暮らせるようになるのでしょうか。


そんなことを考えながら、今年3年目となる大学の宮台ゼミのオンライン議論に参加しています。

どうしたらさらなる苦しみや生きづらさを理解して合体できるのか。

 


「ウィズ・コロナ」の鍵を握るのは「痛みと規範」だと解り始めています。

マヤの世界を織り上げているマヤの刺繍ハート

 

 

古代マヤでは、今日「祖先アハウ13」で神聖暦が一巡し、明日からnext roundのツォルキンが始まります。


「終わり」は「始まり」とつながっています。

でも「始まり」は「始まり」でも「同じ始まり」は一つもありません。


「時間」は動いていくもので、定義できない時の感覚です。



未来は先にではなく「今ここ」に既にあると信じている人たちもいて、そんなはずは断じてない。私たちはまだ「そこ」にはいないだけ。という人たちもいるわけです。


とすれば「未来」は既に「ここ」にはあるのだけど、私たちがまだ「そこ」にはいない。ということなのかもしれません。
 


地球という惑星がブロックに囲まれていて、過去、現在、未来が同時に存在しているとしたら、私たちの過去の歴史、今だけでなく未来の出来事まで全てがわかっているはずですが、私たちはそこを見ることはできません。

過去は覚えているのに、未来のことを覚えている人はいません。(稀にいますが)


無意識の時間の本質は、「限られた意識ある時間」よりももっともっと「瞬間」の現実に近いのかもしれない。

とすれば、今この瞬間にフッと現われる「ひらめき」や「イメージ」「ワード」などは、「限られた意識ある今という時間」よりも、もっともっと近くにある「瞬間」に、無意識から立ち昇るメッセージ、精霊の聞こえない言葉や未来の記憶、与るメッセージがやってくるのだ、ということです。



 

 

これはレッスンの時によく生徒さんたちに話すことです。

 

「ウィズ・コロナ」
 

新型コロナと共生するには、ウイルスの声をきく。

ウイルスと共生する自分なりの道とは何なのかを探る。ことが大事なのだろうと思います。

 

 

マヤの宇宙では「冥界・ボロンティク」があります。

 

ボロンティクの神々の声なき声をきくこと。

そこから冥界の理解がはじまります。

 

新しい時代の始まりに乾杯星