3月6日の金曜日
マヤ暦「道・10」夜トレセーナ
こういう時だからこそ、皆で助け合う、困っている人がいたら自分に出来ることで都合をつけることは大切ですね
私のマヤ個人レッスンでは、生徒さんたちに「古代マヤ先住民族の世界観」についても色々とお話をします。
それは「農耕民族」と「狩猟採集民族」の暮らしの違いについて、古代マヤ先住民たちの暮らしや性質に即して、あるいは現代に生きる私たちの生活に照らし合わせて、説明します。
簡単にいうと、人類が定住化して、農耕することで畑で収穫した食物を「ストック」できるようになったわけですが、それゆえに「私腹を肥やす」「自分の持ち分」的な発想が生まれ、自分の家族や仲間だけ困らないよう貯えがあればいいと思考するようになったというお話です。
ジプシーのように定住せず、ラクダととも移動しながら、あるいは狩猟採集をしながら小さな仲間との暮らしを生きていた人々は、そもそも「ストック」できないし、たくさん狩りをしても食べきれなければ腐ってしまうわけです。
だから「自分の持ち分」とか「自分の私腹を肥やす」的な思考が生まれ難い。
そういう背景があります。
ジャングルの奥深くで城塞をつくって、暮らしていたマヤアステカやアマゾンブラジルの先住民たちは、ストックといっても、ジャングルの森そのものが大地の恵み(地球のストック)ですので、自分のモノ化しようにも、大きすぎるでしょ
ジャングルのなかで、森が育んでくれる恵みだったり、大地や水の恵みを頂いて、集落部落で生きていくには全く困りません。
「ストック」する
意味不明
なのです
もちろん人類の進化とともに、マヤ族だってストックするようにはなりましたよ。
つまり、こういう大変な時だからこそ、台湾のように皆で協力しあって、シェアしあって、出来る限り皆が困らないように、知恵を出し合って皆が一致団結して「國民」を守る![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
一人一人「ストック」に執着しない心をもつ。
私腹を肥やすような腹黒い人間にならない。
狩猟採集民的な、森の思考的な生き方を
今だからこそ
是非取り戻してほしいですね