マヤカレンダー今日は「イヌ・13」
私のもとで「マヤ暦」を学んでいる門下生の皆さん
これまで私のマヤ暦鑑定を受けて、驚いたり感動したりしてくれた皆さん
マヤ暦アプリやコンテンツをご購入くださって、ご利用くださっている皆さん
最初に書き始めたブログからこのアメブロに至るまで、あるいは日経ウーマン占い記事以来ずっと読み続けてくださっている皆さん
魔法のブログからから星☆ 2006年~2012年
マヤ暦とじゃぐゎーるの弓玉ミラクルワールド 2011年~2018年
などなど「マヤ暦」や「マヤ占い」に興味をもって、何らかの形でアプローチしてみたことがある皆さんに、今日はしっかりお伝えしたいことがあります。
マヤカレンダーにはいくつもの意味が何層にも何重にもなっていて、ミルフィーユのように、あるいは入れ子人形マトリョーシカのような構造になっていて、一見しただけでは理解できない、わからないように隠されている。という真実です。
と同時に、マヤ暦にはカレンダーとしての意味だけでなく、神話や人生の教えや本質の学び、マヤ学にとどまらない、ユニバーサルなモチーフや象徴としての体系、天文学、占いとしての在り方やその意図など、普遍的な要素がしっかりと織り込まれています。
マヤ神話「ポポル・ヴフ」の裏表紙には
三島由紀夫がポポル・ヴフ讃として次のように著しています。
「メキシコの古事記ともいふべきポポル・ヴフが、本邦に紹介されたことは、喜びに堪へない。ある考古学者はマヤ族を新世界のギリシア人と呼んでいる。この聖典はマヤの万神殿(パンテオン)を形成する神と英雄との物語りで、そこに猛威を振ふ太陽の力のすさまじさは、今日なほ、密林に包まれたマヤの廃墟のかたはらで如実に味はうことができる。 魅力あるメキシコの風土とそのダイナミックな暗い活力は、ポポル・ヴフの中に、神話的叙述をとほして、ありありと感じられる。」
神話の帯としてこのように紹介されていますが、これはマヤ暦やマヤ宇宙、マヤの世界観にも共通しています。
世界中の人類学者であれば、メソアメリカ、マヤアステカの先住民族やオーストラリアのアポリジニ先住民のことを一度は興味をもったはずで、学ばなかったなどという人はいないと思います。
マヤ神話 ポポル・ヴフ (中公文庫)
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私のもとで古代マヤ暦を学び始めた当初、愕然としたと語っていたマリナさんは、その心中をブログに綴っています。
それはそうですよね。
真剣に「これがマヤ暦だ」として学んできたわけですから。
私は他によく知られている、ホセアグエイアスの作ったマヤ暦も知りませんし、13の月の暦も知りませんので、そちらについては何もいう事はございません。
私が15年以上一人で写本と向き合い、海外の文献をひもときながら、学んできたマヤアステカ文明の、メソアメリカに実存した「本当のマヤ暦」ではない。ということだけはわかります。
そして大切なことは
古代マヤ暦は、頭で学ぶものでも、簡単に知って解ることでもない。
ということです。
頭で考えて、言葉で記憶しようとしても
マトリョーシカの中のことは見えないし、想像できませんでしょ?
この私ですら、まだわからない未知の道義やロジックのほうが圧倒的に多いのに。です。
すぐ理解したいとか、すぐ修行を終えたいとか
そういう人向きの真理の学びではない。
ということです。
そんなに甘くはないんです