マヤカレンダー今日は「ジャガー9」

 

 

 

 

マヤ暦とともに生きる。しかし…

 

 

マヤ暦のために生きるなんて

ありえない


マヤ暦のために
マヤ暦に合わせて

マヤ暦が好きだから

マヤ暦が自分を占領して生きる
 

 

などということ

 

私にはありえない

 

 

 

 

マヤ暦だろうがグレゴリオ暦だろうが


ユダヤ暦だろうがイスラム暦だろうが
 

宇宙暦だろうが何だろうが

 

暦なるものが生命をもっているわけではない
暦に特別な力があるわけではない

 

 

現代人にとって「暦」なるものは
すでに魂なるナワールや本質から切り離されている
 

 

暦とともに
いや
暦がシカやサルや風や人類の一部として
いや人類や自然や水や死が暦の一部として
ありえたという時代は

暦や精霊や神々が時間とともに
自然や生命とともに
融合して生きていた世界は


もう終わってしまった。
 

 

 

 

 

 

古代マヤ先住民族が「聖なる暦」と結合して生きていたのは
 

暦と人類が
生と死が
精霊と人間が
区別なく
ともに全体として一緒に動いていたからだ

 

 

今そのように生きることは
もう不可能

 

 

たとえば海
海と一体になって生きているイルカ
人間はもうイルカのように海と一体にはなれない

たとえば鳥
空と一体になって
翼をもち
風の流れをよんで
空を何千キロも飛ぶ鳥
空と一体になることも私たちはできない

たとえば自然
自然に融合していた古代人にとって

火山の噴火や大地震や大地の移動
何日も止まない雨
何日も降らない雨
そのような自然であっても


文句もいわず
畏れず
大地や自然を愛して融合して生きていた
古代の人々

 

 

 

 

今や人間は自然からも切り離されて

生きている

 


今の私たちは
精霊どころか
自然と一体にすら

なれていない


そんな私たちが
古代マヤ暦を知ったとて
マヤ暦の本質や奥義や秘儀をわかることができようか



 

暦としての知識をもつ私たちに
マヤのナワールたちが語れることは
 

 

ない

 

 

単なるマヤ暦という暦なんかではない

マヤ暦は宇宙や世界を語る
秘教の奥義からなっている世界観である


マヤ暦とともに生きることは
マヤ暦を生きることでもないし
マヤ人の歴史を知ることでもなければ
古代マヤの教えや仕組みを学ぶことだけでもない


その先に何があるのか
その奥義を
本質を
実際に体験することなのだから

 

 

 

 

 

 

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