今日からマヤ神聖暦は「香(caban)」のトレセーナ周期です。

 

5月16日から28日、「香・1」から始まって「水・13」までの13日サイクルです。

 

 

 

 

2012年12月22日、13バクトゥン=1時代=1,872,000日(5125年)が終わり、「イヤーゼロ」という新しい時代へ入った時でした。

 

 

The last day of the Mayan calendar♪

 
 
 
 
Tzolk'in Date, Lord of the Night は 「5 Imix' G1」
 
 
そして今月の20日
 
 
Tzolk'in Date, Lord of the Night は 「5 Imix' G1」
 
マヤ暦サイクルの仕組みについてはここでは詳しく述べませんが、このことがどういうことを意味しているのかについて少し説明してみます。
 
 
5125年という1太陽の時代、13バクトゥンが終わり、地球は新たな太陽時代へと突入したのが2012年12月22日でした。
 
ブログタイトルに「天の心 地の心 Hunab-ku」と名づけていますが、この「フナブ・ク」はマヤでは、至高の存在で無形であり、像をもって表現することのできない最も重要な神の意をもち、宇宙ギャラクシーをもあらわしています。

ギャラクシーは宇宙暦で、5125年という1太陽時代が5巡する「グレートイヤー」とよばれます。この周期は地球の地軸が動く歳差運動周期に近しい周期ともいわれます。

グレートイヤー 5125年×5=25625年



北極星(天の北極に近い星)は「歳差運動」のため、約25,920年ほどかかって、一周します。


紀元前58000年頃 「牛飼い座 アークトゥルス」
紀元前11500年頃「琴座α星ベガ」(七夕の織姫星)
現在 「こぐま座α星ポラリス」

およそ2万5千年前、地球はまだ豊かでした。
 
しかし前兆はその前後でおこっています。

アフリカで生まれた初期の人類アウストラロピテクスが分化し、北京原人やジャワ原人が存在していた時代を経て、およそ3万年前頃にはネアンデルタール人が絶滅してしまったといわれます。
そして現生人類であるホモ・サピエンスが最後の人類種族となりました。



 
マヤ宇宙ギャラクシーでは、紀元前3113年に始まった「Noche」の時代が2012年で終わり、新たなグレートイヤーの始まりとなる「Manana」の時代にはいりました。

3万年前には人類はすでにネアンデルタール人を含む同種族を失ってしまいましたので、唯一生き残ったホモ・サピエンス種族である私たちは、何としても人類を守らないといけません。

がしかし、新たな時代が始まったばかりだというのに、世界は平和になるどころか益々混沌化し、地球や人類自身の首を絞めるような出来事ばかりが起こっています。
 
このままではグレートイヤーどころか、始まったばかりの「Manana」の時代に火山爆発がおこって、ネアンデルタール人が滅びたようにホモ属も絶滅してしまうかもしれません。
笑いごととは思えない切実な問題です。


 
 
 
これから2340日(約6年半)かけて、私たちは道徳観や倫理観、存在について、あるいは自己について、想像力をふくらませて、新しい定義や基準を思考していかなければなりません。
それがこの周期の修行的な学びだからです。
 
私たち地球という惑星に知性や頭脳をもつ人類が、新たな時代へ向かって天界の精霊たちの保護から外へでて、社会修行が始まることを意味する時のはじまりです。
 
コミュニケーションのかたち、みえないものや情報との共存、夢とは何かを考えなおさなくてはいけない時に入るのがこの「香」周期です。
 
「香」の周期は、物事の道理や摂理、メタファーやその真意など、頭をつかってしっかりと考えてみましょう。
安易に人任せ、神頼みは意味がないばかりでなく、足元すくわれます。
 
そして自分が取り組んだことの本当の意味が見えて、理解できるようになってくるのは、もう少し先になってからです。
 
 
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