26日 マヤ暦「夜・6」
オウムの元幹部残り6人の死刑が26日「夜・6」の今日執行された。
<オウム>元幹部ら6人の死刑執行 13人全員、同じ月に
法務省は26日、オウム真理教による一連の事件で死刑が確定した教団元幹部ら6人の刑を執行した。教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚と別の元幹部計7人の刑は今月6日に執行されており、死刑囚13人を含む教団関係者190人全員の刑が執行されたことになる(服役中の受刑者含む)。
1カ月で2度の死刑執行は極めて異例。上川陽子法相は前回の法相在任中(2014年10月~15年10月)を含めて計16人の執行を命じたことになる。死刑執行は当時の法相のスタンスなどから、1989年から約3年4カ月にわたり停止状態になった。93年に再開されて以降の法相では鳩山邦夫氏の13人が最多だったが、上川氏はそれを上回った。
日本は恐ろしい国になってしまった。
この死刑執行の意味は「オウム」解決問題だけではない。
「死」の本質的意味の取り違えと「腐った政治」問題であり、「神の国・日本」という名を天から剥奪されること問題であり、神話も神も死んでしまったという国難的大問題である。
「九門は輪廻の天窓 唯一の門のみがマハームドラーの扉 九門を閉じて一門を開けば 解脱の道に着実に入る」
…大罪をおかした者をも救うすぐれた方法 ナローパ
私たちの身体には眼、口、鼻をはじめとして九つの門があり、この九門から入ってくる感覚にひきずられて、わたしたち生きものは輪廻をさまよい続けている。
「九門」の感覚をすべてシャットダウンして、クラウンチャクラ(頭頂)の門を開くための訓練をすることで解放・解脱の境地を得られるということである。
これはオウム信者たちも愛読していたチベット密教「虹の階梯」の「ポワ 意識を移し変える身体技法」の章に書いてある一部である。(ラマ・ケツン・サンポ、中沢新一共著)
ポワするとは、意識を身体から解き放つ苦行つまり「肉体の死」をも超越する意識を生きているときに体現すること。とある。
古代マヤの世界では「9」は「ボロン・ティク」で冥界神のすむ世界を意味している。冥界はアンダーワールドで「ミクトランテクウトリ」という死の神が宿る闇の世界。天界には13神がいて、地上界には7神、そして冥界9神が世界の時を担いでいるという世界観である。
今回の「オウム」元幹部らの死刑執行が、意図的に政治利用されたにせよ「なぜ今なのか?」をまず解き明かし、象徴的に理解することが大事である。
マヤ的にみれば、そこには必ず「時神」の象意が隠されているからである。
まずは事実を整理してみよう。
2018年7月6日「夜・12」道周期 ナイトロードG7
7人の死刑執行
2018年7月26日「夜・6」ナイフ周期 ナイトロードG9
6人の死刑執行
1か月に2度の死刑執行は極めて異例である。
マヤの時の守護者はこの両日ともに「夜」である。
マヤでは「夜」は「陰陽の両方をもつエネルギー、山々の精霊、地下の暗闇、神殿、死と再生、ハートチャクラ」の象意をもち、「テペヨリョトル」という火山の神と、無意識と心の本質を具現化している神とが守護神である。
「夜」のサインは20日に一度やってくる。
数秘の順番は「夜12」→「夜6」→「夜13」と進む。
これらを見えない宇宙の摂理とアレゴリー的な糸で繋ぎあわせると、法務省の上川法相と安倍総理は、日本を守護している大地・神殿・火山・心の霊を侮り「極めて危険な決断」をしてしまったといえるのである。
「13」人を「7」月のあいだに執行するというのは大地数秘「7」と天界数秘「13」を神霊結びしてしまっている。
尚且つ「6」は生命の流れやバランスを保ち生産をうながすパワーをもつのだが、この「6」をも死刑台にのせてしまっている。
(6人、夜6、夜12(6×2)、7月6日、26日)
政治家だけでなく、宗教家や摂理道理を説く霊的な人など相談すべき人はたくさんいたはずである。
死刑執行する前に、政治的利用する前に、なぜもっと日本大地の霊の慰めや天の摂理をやぶらない日選びなどを考慮しなかったか。
時すでに遅し。
死刑は執行されてしまったのだから。
この「死」はオウム真理教幹部の死刑執行完了を意味するだけではない。
「神の国・日本」の「死」をも招いてしまったのだ。
これから日本では地震と火山活動が活発に動き出すだろう。
地のみならず天をも穢してしまったことから、天候不順や旱魃や天災をも招きかねない。
そのつけは日本国全体にかえってきてしまう。
火星が15年ぶりに接近していて、皆既月食という天体現象や惑星が逆行したり直列したりというこの時期に、なぜ日本は天の摂理に目を向けて延期する、という賢い選択ができないのか?
ここまで自然界の理と天の摂理を壊してしまったかと思うと、祈ることさえむなしく感じてしまう。
日本滅亡の危機である。