こんばんは。

 

今日は頭の中に「言葉」「文字」がグイグイとはいってきて

電車一両分くらいの座席を陣取って「言葉」が座り込んでいます。

 

ヒト科の一種族が初めて言葉を話し始めたのが4万年くらい前。

それまでヒトは歌でコミュニケーションしていました。

人間がメッセージを伝えるために図形や絵をかきはじめたのが数万年前。

そこから記号やシンボルが体系づけられ、感情や考えを表現する文字になりはじめてまだ1万年もたっていません。

 

歴史上初めて文字が生まれたのはメソポタミア。

チグリス、ユーフラテス両河の中・下流域で

南部にはシュメール人が、北部にはアッカド人がいてそれぞれ国を作っていました。

そこからウルク粘土板が出土したことでわかったそうですが。。

 

「楔形文字」は有名ですが、三角や釘のカタチが楔に似ているところからきたそうです。

 

 

そこも面白いのですが、きょうの私の頭のなかを占めているのは「マヤ語」と「ホピ語」。

 

ベンジャミン・リー・ウォーフの論文集を読んでいるのですが

正直

「ヤバい」

んです。

 

まだ序の口のところにいるので全体像は語れないのですが

 

たとえば「ホピ語」には英語や日本語みたいに「主語と述語」のように対応しないのです。

主語の役割は、何らかの状態や性質を示すのに役立つ非行為的実体である。という。。。。

 

たとえばホピ語では「sleep」は、あたかも眠るということが、自らをそこに放任した状態としてでなく、主語が絶えず調整することによって、そのようになる様態として感じとられるものなのだとあります。

 

つまり「動く様子」によってホピ語では「主語」は自然に任されて、譲渡されて、変化に身をゆだねていく。

眠りは落ちることも、こぼれたり倒れたり、流されたりする。

 

ウォーフはこう言っています。

「ホピ語のような非表現型言語という概念や機能性をみれば、深層的意味の存在が指摘されるが、そのことはユングの無意識の概念によく似ていることに驚くだろう」

 

マジですか!ビックリマーク

 

大学のゼミで「世界はそもそもどうなっているのか問題」オントロジーを学んでいるのに

ユングの無意識概念とホピ語が似ててマヤ語も調べなさい、とか私を揺さぶるの汗

 

精霊さん、やめてくださーいアセアセあせる

 

タコ