いつもありがとね | ONE AND ONLY

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FUKUOKA Free Paper STAR chief editor///SEIGI's mom 日韓ハーフ息子との毎日幸せいっぱい❣️
SEIGI 2012.4.11〜❣️

小さい頃からずっと、
一人暮らししたら、犬を沢山飼いたい!!

そう思ってきた。

あれは確か、2006年の冬。
仕事帰りのファミリーマートの前で、犬を拾った。
見た目はミニチュアダックスだったけど、
げっそりと痩せてて、とても飼い主がいるようには見えなかったんだ。

すぐに家に連れて帰って、当時の彼氏に相談した。
当時は犬の飼えるマンションじゃなかったし、
飼いたい!と喚く私に、冷静に「交番に連れていこ。」
そう言われた。

翌朝、交番に連れて行くと、「ミニチュアダックスが捨てられるなんて、めずらしいですね。一応、飼い主探しますけど、それまでの面倒見てもらっていいです?ココで預かる事は出来ないし、第一、とても飼われていたとは思えないですし、、、。半年経って見つからない場合は保健所に連れて行くんで。」

すっごくむかついたの、今でもはっきりと覚えてる。
それから一時預かりの手続きをして、
我が家に犬がきた。
BOW(バウ)と名付けて、まずは首輪を買ってあげたんだっけ。

実家にミニチュアダックスがいた事もあって犬は大好きだけど、
しつけも全く出来ていないし、家にはゲージもなかった。
毎日のトイレ掃除、散歩、ご飯、
朝から夜中まで仕事の私には想像を遥かに越える大変さだった。
だけど、毎日クタクタで帰ってくる私を見るなり、
飛びつき、しっぽを振って喜ぶBOWを見てるだけで
すごく癒された。

頻繁にしてた彼とのケンカも、BOWのおかげで回数も減ったんだもの。
「犬って、天使ちゃんだね」
本当にココロからそう思ってた。

それから半年が経った日、交番に顔を出した。
やっぱり飼い主は出てこなかった。
私が引き取る手続きをして、それからBOWは私のbabyになった。

懐かしいな。
あれから4年。
当時の彼とも別れて4年。
私の家には3匹の犬がいる。
でも、未だにBOWがいくつなのか、どこから来たのか、わからない。
でも、とっても元気。
犬は人間の何倍も早く年を取るから、
きっと、BOWは私よりセンパイだな。笑
犬にも性格があるけど、BOWは優しい子。

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立派な成犬になったBOW。

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私の膝で眠る、
もう少しで生後5ヶ月になる、BOWの子供、レイル。
着てる服もおさがり。

ずっと元気でいてほしいな。
この幸せな日々を噛み締めていこう。