手作りマスク・その後

小池百合子さんが最近、ご近所の方お手製の布マスクを身につけていらっしゃるせいか、私の周囲でも手作り布マスクさんをちらほら見かけるようになりました小池百合子さんのマスク、とっても可愛らしいですね。毎日チェックするのが楽しみです華やかな顔立ちだから、もっと派手な柄もお似合いだと思います。いろんなマスクをぜひぜひ身につけていただきたいです

私はその後もマスクを作り続けています。手軽に作れて簡単だけど、案外奥が深くておもしろいです。

私が思うに、マスク作りの簡単なところは……
★少量の布で作れる
★テクニックや時間はそんなに必要ではない。手縫いでも全然OK
★型紙や作り方がたくさん紹介されている

マスク作りの案外難しいところは…
★自分の顔かたちに合ったマスクを作るのが難しい
★ガーゼ生地の扱いが難しい
★(特にガーゼは)水通しをして縫っても、その後そこそこ縮む
★表と裏生地の素材の組み合わせでつけ心地や厚さ(暑さ・息苦しさ)が違う
★顔半分を覆うものなので、色柄選びが案外難しい

……こんな感じです。今、夏向けの薄いマスクを作っています。

マスクの裏生地は、今までは古いガーゼシーツやガーゼハンカチをほどいて作ってました。寝具工房松並木の無添加ガーゼです。最近、シーツは本麻シーツを使うようになりましたが、その他の寝具カバーやハンカチ等はここのガーゼ製品をずっと使っています。無添加ガーゼはしっとりなめらかな肌触りで大好きです。ここのシーツを買ってマスクにするのはさすがにもったいないと思いますが、マスクに不織布等を挟む方はあて布として、ガーゼハンカチはおすすめかもしれません。

手持ちのガーゼシーツがなくなってきたので、「夏向けマスクにさらしを買ってみるか」と思いました。せっかくなので日本製のさらしでマスクを作りたいと思いました。日本の繊維業・染織業は随分目立たなくなってしまったけれど、国主導の輸出産業だった時代もかつてはありました。今でも全国各地に地方特有の伝統的な織物がありますから、ステキな布で作りたいと思いました。最近、各地の染織業者が布マスクを作り始めてますよね。とってもいいことだと思います。今回、私は臼井織布の伊勢木綿のさらしと伊勢型紙の手ぬぐいを買ってみました。

パッケージが神々しいこれは疫病も退散しそうです！伊勢木綿、綿花をそのまま織り込んだような温かみとふかふかな柔らかさがあって、触っていると心がなごみます。とても好きになりました手ぬぐいの柄はさんざん迷って麻の葉にしました。麻の葉は子どもの健やかな成長や魔除けの意味もある柄だからです。

麻の葉柄のマスク、こんな感じに仕上がりました。下の2つは手ぬぐいです。最近は、手ぬぐいもいろんな色柄があるので選ぶのが楽しかったです。これからもせっせと作りますよー