8/27~8/31に長崎へ行ってきました。島原半島や雲仙温泉、長崎市の教会などを巡る旅です。ほぼ巡礼とライトワークであり、旅行中に受け取ったことをそのままお渡しする一斉ワークも開催しました。
【一斉ワーク「2019年夏の旅」】ご参加の皆さん用のお部屋ができました
第5日目最終日(2019/08/31)。宿をチェックアウトした後、山王神社へ行きました。この神社には被爆した大クスがあります。
被爆クスノキ。最初は「わー大きい」「スゴいなー」と思いました。私は基本恐がりですので、大木とのファーストコンタクトは毎回用心しています。このクスノキは全然こわくなく、気安さというか親しみやすさが印象的でした。大きくて親しみやすい大木だなと思いました。が、後日写真を見ると印象がまた違ってきました。幹は大きいのに枝はとってつけたように細く、ねじ曲がっているように感じました。私、各地でクスノキの大木を見ているんですが、あれ?こんな感じだったかな?と思いました。見ようによって様変わりする大木だと感じました。
山王神社。御祭神は天照大御神、豊受比賣神、大山昨神、大物主人、伊邪那岐神など。
日本二十六聖人記念館。記念館は西坂の丘の上にあります。ここ西坂は二十六聖人をはじめ、多くのキリスト教徒が殉教した地です。長崎の街と海をよく見渡せる場所でした。西坂の丘は長崎のどこからもよく見えたと思います。西坂の地に立ったとき、キリスト教弾圧の時代にそういう場所が選ばれたこと、今、目の前に広がる海を見ながら殉教した無数の人々、またそれを見守った無数の人々を思い、いろんな気持ちを感じました。ちなみに大浦天主堂は、正式名「日本二十六聖殉教者聖堂」と言い、二十六聖人に捧げられた教会です。ですから大浦天主堂は西坂に向けて建てられています。地図を見ると、西坂や大浦天主堂がなぜそこにあるのかがよく分かります。
記念館では日本のキリスト教の歴史をさまざまな展示で説明していました。また、二十六聖人など殉教者に関する貴重な史料も展示されていました。キリシタンに関するものは当時のものは残っていないことが多く、今でも残っているものは「遺そう」という無数の意思によって遺されたものが大半です。(パンフレットによると)この記念館は長崎市の協力のもと、イエズス会によって建てられたそうで、ザビエルや殉教者の直筆書簡などもありました。
私にとって印象深かったのは聖遺物でした。聖遺物は聖人の遺骸や遺品であり、キリスト教では大切に崇敬されてきたそうです。キリスト教の教会には聖遺物は必ずあると本で読みました。外海歴史民俗資料館やド・ロ神父記念館、そしてこの記念館にもそのような聖遺物(聖人の遺骨や殉教者の血で染まった布など)が一展示物として展示されていました。つまり当時の長崎はそれだけ多くの聖遺物が生まれた場所でもあったのです。カトリックの信者の方は、今は静かに展示されているそれらの聖遺物をどのように見るのかな、私は何を感じるのだろうと思いながら、それらの聖遺物を拝見しました。
聖人の遺骨が納められた聖遺物はピルケースのような小箱でした。その中に美しい布やロザリオの一部?と共に小さな遺骨の欠片が納められていました。細かい文字が書かれた紙は遺骨の聖人の名前なのか祈りの言葉なのか私には分かりません。ただ、この箱にとても大切なものをうやうやしく納めたことが、信者ではない私にもよく分かりました。持ち主はこの聖遺物に絶えず心を寄せ、お祈りしていたんだろうなと感じ、しばらく目が離せなかったです。
聖遺物について私が感じたことについて、もうひとつ書きます。聖遺物について本で読んで知ったとき、正直ちょっと不気味に感じてました。しかし実際に目にしてみると、その聖人にようやく会えたような懐かしい気持ちでいっぱいになりました。私、3年前に山形の即身仏を拝みに行ったことがあります。即身仏を最初に目にしたときも「やっと来ました」「遅くなってすみません」みたいな気持になったんですね。あのときの気持ちと、今回聖遺物を拝見しているときに感じた気持ちは非常によく似ていました。
この記念館には「栄光の間」が設けられています。祭壇の石室内にはイエズス会士の聖骨を納めた箱があります。だからここは教会でもあるのです。
長崎空港へ向かう途中で最後に訪れた場所。鈴田牢跡。1617年から約5年間、長崎奉行所で捕えられた神父や信者35名を閉じ込めた牢屋跡です。鳥かごのような牢屋で、35名の人々は風雨にさらされていたようです。広さは写真の柵で示してあります。横たわることは到底できなかったと思われます。入牢中に2名が亡くなり、他の人々は後に全員殉教しました。
彼らのために何をお祈りしようかと思ったとき、「日本へはるばる来て下さってありがとうございました」という言葉しか見つからなかったです。命をかけて日本へ来て下さったこと、そしてここで命を全うしたこと、それを「なんてひどいことを!」「かわいそう」と悲しむことはできます。私は、はるばる日本に来て下さった宣教師たちの愛に感謝し、彼らの生命によって当時の日本において神様の働きがなされたことに感謝しました。
長崎にいる間、はるばる日本に来て下さった宣教師たち、多くの殉教者、そして無数の棄教者たちにも愛と感謝を送りました。長崎の精霊や地霊、そして当時の長崎の人々の霊性から多くを受け取り学ばせていただいた旅でした。
長崎で最後に食べたもの。大村の名物角ずしです。具がシンプルで優しい味付けの押し寿司でした。ごぼう天うどんも。九州のおうどんはフワフワに柔らかいですね。おいしかったです。長崎の旅はこれでおしまいです。
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