【旅行のご報告】2019年夏の旅1　島原城

8/27～8/31に長崎へ行ってきました。島原半島や雲仙温泉、長崎市の教会などを巡る旅です。ほぼ巡礼とライトワークであり、旅行中に受け取ったことをそのままお渡しする一斉ワークも開催しました。

【無料/有料】一斉ワーク「2019年夏の旅」

【一斉ワーク「2019年夏の旅」】ご参加の皆さん用のお部屋ができました

第1日目(2019/08/27)。長崎空港から島原へ向かいました。雨は時折強く降るけれど、私たちが行こうとしている方角の空は明るかったです。お昼過ぎに島原へ到着すると、雨はパラパラと降る程度でした。まずはお昼ご飯。

島原名物の具雑煮。お店は姫松屋。島原の乱で籠城していた兵が食べていたそうです。鶏肉、薄焼き卵、椎茸、餅、ちくわ、高野豆腐などが入っています。お出汁が濃いめ、お砂糖多めの甘い味が私は好きでした。長崎のお料理は砂糖の甘みが印象深く、食べるとほっこりした心地になります。

かんざらし。白玉団子にシロップをかけた冷たいデザート。シロップに多少色がついているので中双糖を溶かして作っているのかな。とてもおいしかったです。お水の美味しさで味が決まると思いました。シンプルなお菓子だから、おいしいかんざらしを作るのはむしろ難しいでしょうね。島原は湧水が豊かなところです。そういう土地ならではのデザートです。

島原城。築城したのは松倉重政。4万石のお城にしては規模が立派です。天守閣ではキリシタン資料など島原の歴史民俗資料が展示されていました。複雑なキリシタン史を分かりやすく説明していました。

宿へ向かいます。最近、自炊宿が続いていたので、今回は朝夕付きの旅館へ泊まりました。東園です。

ロビーの一部。もう紅葉でした。

お部屋はこんな感じ。これ以外に3畳くらいの部屋などがありました。

部屋からおしどりの池が見渡せます。私たちが泊まっていた日はこんな感じか、霧で真っ白でした。「もう少し天気が良かったらなー」とやはり思いましたが、こういうときに飛行機が予定通り飛んで、大雨にもほとんど遭遇せずに来れただけでも運がよかったです。この日、夕方のニュースを見て、周辺地域で大雨の被害が出ているのを知ってビックリしました。この日は島原よりも北の地域で大雨だったようでした。世界が人それぞれに分かれてきている……と感じました。

夕食。先付うすい豆腐、座付吸鱧吸、造里身鯛カツオ生海老、酢物うざく

島原半島の彩り八寸。海月胡麻酢和え、さっぱり芽生姜、梅ジャコ、海老松ノ実焼、ほうずきトマト、丸十甘露煮

小鉢ビシソワーズ(アスパラ・ジャガイモ・コンソメ冷製スープ)、蓋物穴子真丈、洋皿野菜海老ゼリー寄せ、替り皿牛和風ソース、留椀赤だし汁、ご飯、香の物

今回の宿泊プラン、(連泊したので)お料理を少しシンプルにしたと思いましたが、それでもお腹いっぱいでした。島原のおいしい食材がふんだんに使われていて、とてもおいしかったです。とくにおいしかったのが、鯛のお造りと海月(くらげ)でした。いろんな料理で使われている海老も美味でした。

水菓子東園特製寒ざらし　フルーツポンチ風でちょっと豪華。