1980年に大ヒットした五輪真弓さんの“恋人よ”。
当時親交のあったプロデューサーが亡くなり、
その死を信じたくないという思いも込められて作られた曲だそうです。
昨年末２０１２．１２．２５に内幸町ホールで行われました
ＭＡＹＡ昭和歌謡と舶来流行歌を歌うコンサートの最後を飾った
私的にも思い入れのある１曲です。
こういった王道の日本歌謡曲を
日本人の深い情念やわびさびを音で表現できる
ＴＯＰジャズアーティスト達に敢えて演奏して頂きました。
コンサートの模様は映像では全て伝えきれませんが
雰囲気だけでもと思いＵＰさせて頂きます。
“昭和歌謡”と“ジャズ”と“ＭＡＹＡ”の世界を
どうぞお楽しみください。
【メンバー】
MAYA(Vo)
寺村容子(P)
宮崎カポネ信義(G)
上羽康史(B)
松尾明(Ds)
スペシャルゲスト 川嶋哲郎(Ts)
恋人よ
枯葉散る夕暮れは
来る日の寒さをものがたり
雨に壊れたベンチには
愛をささやく歌もない
恋人よ そばにいて
こごえる私の そばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい
砂利路を駆け足で
マラソン人が行き過ぎる
まるで忘却のぞむように
止まる私を誘っている
恋人よ さようなら
季節はめぐってくるけど
あの日の二人 宵の流れ星
光っては消える 無情の夢よ
恋人よ そばにいて
こごえる私の そばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい