『統合失調症』と向き合って13
http://ameblo.jp/maya-happy-life/entry-12216554664.html
つづき
『体感幻覚』 『幻触』
よく「背中に虫が這っている感覚」
「誰かに触られている感覚」
「お腹の中にチューブが入り、冷たい水がチューと入っていく感覚」
などの幻覚があるようですが、
私がこの人物から直接聞いたことがあるのは
”蚊の毒が全身にまわる感覚”ですね。
すべてを聞いたわけではないので
多分、その他にもいろいろな症状があったのでしょうね。
『幻視』
は統合失調症の中でもかなり少ない症状のようで
この人物も「見える」とは言いませんでした。
一度だけ聞いたことがあるのは
「自分に嫉妬の念を向ける人物の顔が見えた」と。
その嫉妬されているということ自体が
妄想なんだと思いますけどね。
『カタレプシー（蝋屈）』
精神分裂病の緊張型に多くみられる。
https://kotobank.jp/word/%E8%A0%9F%E5%B1%88%E7%97%87-1440106
「そういえば、
家族が昔こんなことがあったと言っていました。
仕事から帰ってきたら、行く前と同じ場所に
まったく同じ姿勢のまま固まっていたことがあった」
ご家族が仕事に行き、帰ってくる間ですから
少なくとも
数時間以上は同じ場所で同じ姿勢のまま居た
ということになりそうですね。
この話を聞いたとき、
「やはりこの尋常じゃないことが脳の中で起こっていた
人物なんだな～」
と目の前にいる本人に対して思ったのでした。
『睡眠障害』
統合失調症の始まりに不眠・睡眠障害があるとか、
統合失調症は不眠・睡眠障害と共にある、と言われますが、
この人物も
ＭＶに来るまでは
2時間くらい寝ていたかと思うと
すぐにトイレに起きたりと
なかなかまとまった睡眠がとれなかったようです。
２～３日、一週間、二週間の話ではないのです。
ずっ～～～とです。
それだけでも大変ですよね。
ですから昼夜関係なく布団の中で
過ごしていたようです。
ＭＶに来てからもしばらくは睡眠障害があったようです。
しかし、色々な技を施したこともあり、
２～３ヶ月後にはグッスリと眠れるようになった
みたいでした。
その頃から体重も増えていたようですし、
お肌の調子も良くなってきていました。
でも･･･『幻聴』はまだありましたね。
人間は睡眠がまともに取れないと
ほんと様々な不調が出てきますので
とにかく睡眠は質を良くしたいものですね。
そして、
これは『統合失調症』特有の症状なのか
『発達障がい』のものなのかわかりませんが･･･
「家族が言っていました。
子供の頃、夜中にスッと起きだして
キッチンまで行き、冷蔵庫を開けかと思うと、
そのまま何事もなかったように
また布団に戻り、再度眠りにつく、
などということもあったようです。
そして、私はそのことを覚えてないらしいんです」
深夜に家の中を徘徊する。
そしてその記憶がない、ということでしょうね。
認知症の方にもよくあるらしいですが、
この話は子供の頃の話ですね。
その他にも・・・
つづく