『半神』お陰様で先日無事全公演を終えました🙇🏻‍♀️✨

(もう1週間以上前になってしまいましたが💦)


大きな公演だっただけに、振り返って残しておきたいということで長くなるかもですが、どうか一つお付き合いくださいませ。


さて、半神との出会いなんかから話すと多分キリはないのですが、これだけは書いておくと

6年前に多摩美の後輩たちが上演していた公演で、初めて舞台版『半神』を観た時からずっと、私はマーメイドという役がやりたかったんです。

なので、今回こんな豪華な布陣の中、私をキャスティングしてくださった関係者の皆々様には本当に感謝感謝でしかなく

ご覧いただいた方はご存知の通り、八百屋舞台にボルダリング場がくっついたようなステージに、ヒール、早替えの連続、嵐のようなムーブメント、全体での細かい動きの合わせ、過酷な面も多々あった公演でしたがそれでも、この舞台に立てたことは一生の宝物だなと思うのです。


語り出すとキリがないんだけど愛しの共演者の皆様のことを綴れば、色んなことが見えてくる気がするのでお一人ずつ、綴ってゆきたいと思いますハート


まずは、老数学者の松村武さん。

この方は本当に、凄い。何が凄いって、半神と野田さんへの愛情が凄い。

稽古場で初めてセリフを放った瞬間、ああ、一つ一つの言葉を愛して言葉を発するというのはこういうことなんだな、と実感させられました。。


松村さんは常に半神博士でした。いや、先生でした。半神という難解な戯曲に向かう時、迷うと、いつも助言をいただきに行ってしまう、頼れる先輩。

作中の"松村先生"のセリフ、半分くらいは台本に書かれていない松村さんの実話なのです。

愛おしい、我らが松村先生、でした。

松村さん、本当にありがとうございました。


さて、先生と言えば、もう1人の先生役、もっくんさんこと太田基裕さん!

マーメイドの私は、化物の中ではよく台詞を交わすほうだったのですがこの方は、本当に会話に血が通ってらっしゃるこちらが想いをのせると、のせたぶんだけ綺麗に返してくださる方。

それでいて、笑いも出来るわアドリブもきくわ、大胆さも繊細さも醸し出すわ。

あと、本当に一人一人のことをよく見ていらっしゃる。人の内面をズバリと言い当てていくことなんかもあり。怖ろしい人!😳

孤独とユーモアを保つ、絶妙なバランス感覚の方でした。


さて、この並びでいくと、やはり名を挙げたくなるのが父役の福田転球さん!転球さん…!!

9歳の転球くんが思いつくあれやこれやは毎回違うネタでした。毎回みんな素で笑ってました(笑)

あんな面白くて器用で身体もキレてカッコよくておちゃめなもうすぐ50歳、他にいらっしゃいます?

関西出身繋がりということで、色んなローカルトークもさせていただきました。

ホンマにおもろくてええ人…!

これからもずっと追っかけたい俳優さんです。

転球さんの次回の公演は作演出で8/31から赤坂RED/THEATERですって!みんなで行きましょー!照れキラキラ


と、まだまだ書きたいのですが、文章が溢れてきたので次の記事に続きます!!🙇🏻‍♀️

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