ICUは命の危険のある人が
入院する病棟
なので
今まで普通にしてた事なんて
何にも出来ないし
そんな事を
本人も医療関係者も求めていない
まだベットから
身体を起こす事も
何も出来ない時
ふと「歯磨き」こんなにしなくても
大丈夫
って思った事があった
恐らく歯磨きらしい事を
出来たのは
入院してから
1週間以上経ってからかも
結果退院後
歯医者に行ったら
やはり小さい虫歯がいくつか
むしろ
それだけで治った事に
安堵した
虫歯は命には変えられない
そして
入院したらお風呂などには
中々入れず
身体は拭いてもらえるけど
髪の毛は
それがなんと
ベットに寝たままでも
看護師さんが洗ってくださるんです
2週間入院中
一度だけだったけど
蜂の巣の様になってる
(自分で見えないのでわからないですが)
髪の毛を寝たまま
男性の看護師さんが
洗って下さり
気持ち良くて感動したのを覚えてます
看護師さんって
こんな事もしてくださるんですね
ある時は
背中と腰が痛くて
ベットの上で
のたうち回ってたら
年配の看護師さんが
「私、患者さんの為に
マッサージの資格取ったの」って
私の痛い所を
マッサージして下さる
凄すぎる
どの医療関係者の方々にも
感謝しかない
こんなに患者に寄り添って
一生懸命やって下さる
看護師さんに
ICUに入ってくる患者さんの中には
自分の苦しさ故に
暴言を撒き散らす
患者さんもいる
ある時看護師さんが
私に
賑やかでごめんなさいねって
しんど過ぎて
辛すぎて我慢出来ずに
あんな風になっちゃう人もいるの
と
2回もICUを経験したけど
どちらの病院も
先生方や看護師さん
全ての医療関係者の方々に
感謝しかない
こんなに良くして頂いて
私に出来ることは
何なんだろう
って思う
毎回手術の度に
学会に私のデータを使かう事への
同意書
今は
私の特異な病例が
今後の医療の発展の為の
参考資料になるのが
唯一の恩返しかな
どこまでの
私の症例が使われるのかは
知らないけど
今なってる
「低髄液圧症候群」
(脳脊髄液減少症)とも
上手に付き合って
少しでもポジティブに
生きて行く事が
今私に出来る事かも