病気になんて
ならない方がいいに決まってる

しかも
その病気が
生死を分ける病気なのに
良かったかも

なんて思えるのは
おかしいかもしれない

でも実際
今まで大きな病気とは
無縁だった私が
くも膜下出血
に2度もなり

普通では経験できない事を
経験して
わかった事があった

それは
人間の幅が大きくなった

って言う表現が
良いのかわかんないけど
少なくても
病気を知らない以前の私と
人として
人を見る目が変わった

このブログには
何度もくも膜下出血
との

闘病の詳細を
書いてますが
日常
もちろん身内や
本当に親しい友人などには
闘病生活を話しますが
他人には
本当に大変な時は
入院中だったり
自宅療養だったりして
人に会うことも無く
話す機会もないので
話をする事はほぼ無い

でも
何かの機会で
闘病してた話をする時がある

その時に
相手の人の背負って来てる
人生が垣間見える時がある

そんなに親しい関係でも無いのに
私の話を
涙を流して聞く人

心から
私の奇跡の生還を
喜んでくれる人

サラッと
大変でしたねー
と言う人

そんなに親しくも無いのに
なぜこの人は
涙を流すんだろう

と初めのウチは思ってたけど
最近わかって来た

その人自身の身近な人で
私と同じ様な境遇の人が
いたのか

ご自分が同じ様な経験を
されてるんだと思う様になった

病気になる前の私は
「大変でしたねー」
って

言うだけの人だったと思う

でも今は
私の話を聞いて
涙を拭う人の様に
自分の経験と照らし合わせて
その人の話を聞ける
「デカい自分」

になった様な気がする

こんな病気にならないのが一番

だけど
人として
人間に幅が出来た

(もう、還暦も過ぎてしまって
人生も終わりに近づいて来てるけど….
)

病気になって
良かったかも

って思える時がある

なんでも経験

人が普通経験できない事を
経験出来た事を
良かった

って思える様になった事が
良かったかも
