5日金曜日は浅草寺、浅草神社、被官稲荷神社、浅間神社へのお参りをしてから、浅草公会堂へ。
昨年は三女の出産もあり、初春歌舞伎はすべてお休みしたので、華やかなこの感じいいですね
今年は浅草歌舞伎から観劇初め。しかもかぶりつきのお席
今年もあったメッセージボード
フォトコーナー。松也さんが挨拶で言っていた、アイドルのような、今年のチラシの役者さんのパネルと写真が撮れます。
お年玉ご挨拶は尾上松也さん。紋付袴で中央に正座。名乗りと本日のお礼を言うと、マイクを取って立ち上がり、フランクな口調で話し出します。持ち時間は10分程度。と、そのときかなりの数の携帯から地震速報が鳴り出した。何かあったら係の誘導に従うようにと、松也さん落ち着いた対応。電源を入れていると、いろいろな音が鳴るよね。気をつけよう。
気を取り直して、本日の演目を簡単に説明してくれました。
トークが聞きたくて、イヤホンガイドを借りちゃった
一.義経千本桜 鳥居前
隼人くんの忠信、荒事の出で立ちや狐六法もかっこいい。いつか四ノ切も見てみたい。
逸見藤太の巳之助さんは道化役を好演。義経の種之助くんは静御前を心配する苦渋がよく表現できていた。弁慶の歌昇くんは、芸の幅が本当に広がった気がする。静御前の梅丸くんはかわいい。
このようなビジュアルですてき(プログラムより)
二.元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿
真山作品らしく、静かなセリフの応酬。
松也さんがすばらしかった。御座の間、能舞台の背面の場では、特に懐の大きな殿様、大きくみえました。仁左衛門さんに指導いただいたそうで、思わず引き込まれる迫真の演技でした。助右衛門・巳之助さんもすごかった、御座の間で敷居を越えるところなんてもう。涙を流している人多数。すごい役者さんになってきた。お喜世・米吉くんが2人のやりとりを黙って聞いていたけど、兄・助右衛門と綱豊卿との狭間で揺れる思いが、よくでていた。
昼の部を観劇して、皆さんがすばらしく、大きくなったと感じました。見応えある舞台に大きな拍手を送らせていただきました。
浅草歌舞伎 第2部に続く