アメリカ映画の栄枯盛衰をつぶさに見てきた二人のベテラン監督!
クリントイーストウッドとマーチン・スコセッシ。
今年は、この二人の映画が話題を呼びそうだ。
クリント監督の「J・エドガー」
スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」
クリントは、1930年生まれだから、もう今年で82歳になる。
そんな高齢にもかかわらず、毎年1本のペースで映画を監督している。
凄まじいエネルギーの持ち主である。
スコセッシ監督は、1942年うまれなので、クリントとは丁度一回り違う。
しかし、この年齢になってもアカデミー賞を獲得するような作品をつくりあげているのだから、
改めて脱帽したくなる。
スコセッシ監督の作品は、自分が10代から20代前半にかけてよくみた。
黒澤明監督の「夢」という映画があるが、スコセッシはゴッホの役で出演している。
役者としての才能もあり、自身が監督したタクシードライバーには、妻を寝取られて男の役で
出演している。
クリント監督の作品は、自分が20代後半ころから見始めた。
自分にとっては、大変尊敬する二人の映画監督である。
とはいっても、最近のスコセッシ作品は駄作が多く、70年代に制作されたような作品が
まったく見当たらず、商業主義的な映画が目立つ。
ということで、二人の監督の私的ベスト3!
マーチン・スコセッシ監督作品
第3位 「キングオブコメディ」
第2位 「レイジングブル」
第1位 「タクシードライバー」
結局、すべてロバート・デ・ニーロとタッグを組んだ作品になってしまったが、
このころのデ・ニーロとスコセッシ監督は最高のカップリングだった。
その後、「グッドフェローズ」や「カジノ」でも、デ・ニーロを起用しているが、作品的にはイマイチだった。
クリント作品ベスト3
第3位 「ミリオンダラーベイビー」
第2位 「インビクタス 負けざる者たち」
第1位 「許されざる者」
クリント作品いろいろあれど、なんといっても「許されざる者」は、本物の最高傑作である。
クリントは、主役と監督を兼務している。
若いころは、強盗や殺人といった悪事に手を染め、女子供まで殺した男が、マーニーという女性と出会い、
真人間へと生まれ変わる。
物語は、マーニーが死んだところから始まる。
キャスティング・脚本すべてをとっても完璧で、断酒していたクリントが仲間を殺されたことに
逆上して、バーボンをグイッとのどに流し入れ、保安官の元へ行き、皆殺しにするところは圧巻。
さあとにかく実力派の監督たちだから、新作が楽しみだ!








