いま何かと話題のタイガーマスク、最近は漫画本が売れているらしい。
タイガーマスクの生みの親は、梶原一騎氏。
いまから24年前、この世を去った梶原氏。
彼の作品の根底にあるのは、貧乏や貧困。
貧乏から抜け出したいから、人は頑張ることができる。
戦後の日本は、孤児が増え、敗戦の影響で慢性的に貧困だった。
そんな中から、立ち上がっていく主人公の姿は、誰にも共感を得た。
また彼は、タイトルとネーミングの天才だったと思う。
極真空手の創始者・大山倍達の生涯を描いた「空手バカ一代」。
「あしたのジョー」の矢吹丈(やぶきじょー)や「巨人の星」の星飛雄馬(ほしひゅうま)。
巨人の星には、飛雄馬のライバルとして登場するのが、花形満(はながたみつる)
名前から想像できる通り、スマートで格好良く、確か家柄も良かったはず。
さらに、農家の長男として、多くの兄弟たちの面倒を見ながら、野球をやっている
左門豊作(さもんほうさく)。
名前からその役柄が容易に想像できる。
やはり役名というのは、大変重要である。
梶原氏は、類まれな才能を持った漫画家であったと思うが、
スキャンダルも多かった。
アントニオ猪木監禁事件や赤坂ホステス暴行事件。
さらに、女優・島田陽子緊縛事件の噂もあった。
これは本当だったのだろうか?
本人亡きいま確かめようがないが・・・
とにかく破天荒な男であった。
こういう作家も、もう現れないかもしれない。





