あらすじは、日本国民なら誰もが知っている龍馬暗殺の話であるので、
省略する。
やっぱり懸念していた通り、なんの盛り上がりも無く、龍馬が刺客に暗殺される
瞬間を描いていた。
やはりこの作家の福田靖氏は、ドラマツルギーというものを知らないようだ。
最後の最後まで理解できなかったのが、龍馬と岩崎弥太郎の関係である。
何故、弥太郎は、あんなに龍馬のことを嫌っているように描いていたのだろうか?
嫌いなフリして本当は大好きということがあるが、それでもなさそうである。
実際は、仲の良い二人だったらしい。
もう少し二人の関係を描くなら、実のある話にしてほしかった。
この二人のシーンに意味を感じない。
それと何かと新撰組がちょいちょいと出てくるが、これも全く意味が無い使い方をしている。
新撰組と龍馬たちの考え方は、尊皇攘夷ということでは元々同じ思想である。
危険を煽るような感じで、ちょっと出てきては追い回す新撰組の使い方は、もの凄く
安っぽく感じる。
とにかくすべてが中途半端である。
結局最後は、お龍の顔で終わるが、お龍から見た龍馬ならば、それをしっかり描いてほしい。
それも中途半端!
大河ドラマの中でも、幕末ものが好きな自分にとって、残念な結果となってしまった。
やはり福山の演技だけのせいではなさそうで、脚本や演出家の力不足だと思う。
とにかく1年間、「龍馬伝」について書いてきたけど、全体的には面白くなかった。
もうこれで最後だと思うと、ちょっとホッとする。
龍馬という魅力に満ちた男を、とことん魅力的に描いてほしかった!
1年間、「今週の龍馬伝」読んでいただいてありがとうございます。
来年は、戦国もので浅井長政の娘を描くらしい。
これはどうだろうなぁ・・・
