ご訪問いただき ありがとうございます
ここ数日、全国的に寒さ厳しい日が続いていますね
今週末はセンター試験、交通機関の乱れなど出ないよう、お祈りしています
前回の記事の続きです。
上賀茂神社への初詣の後は、
下鴨神社 へ行きました。
◆正式名称
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
◆ご祭神
賀茂建角身命(かもたてつぬみのみこと)
玉依媛命(たまよりひめのみこと)
この 賀茂建角身命 と 玉依媛命 は、上賀茂神社のご祭神である賀茂別雷大神の
「おじいさん」と「お母さん」にあたります。
家族関係なんですね
このため、二社を総称して
『賀茂神社(賀茂社)』とも呼ばれています。
参道を覆っている 糺ノ森
神の鎮まる森とされていて、歩いているだけで癒されます。
東京ドーム3個分の広さとか
秋に訪れた時はこんな原生林の風景も
中門をくぐると 本殿があります。
本殿の前には 言社(ことしゃ)という、7つの社があり、それぞれ干支の守り神とされています。
このご祭神は全て 大国主命 ですが、
7つの名前を持っているため、社が7つに分かれてるそうです。
本殿にお参りした後は、言社で家族の干支と、自分の干支の言社を拝んでから、おみくじを。
大吉 でした〜
おみくじでは、書いてある和歌(言葉)に注目します
「わがおもう 港は近くなりにけり
ふくや追手のかぜのままに」
帆に風を受けて、海原を進む船をイメージわぁ、何だか嬉しい
「信心 怠らず心直ぐ行い正しくなさい」
と書かれていました。
上賀茂神社からの「思いやりと 和やかな笑顔」に続いて、下鴨神社からは、
「真っ直ぐ、素直に、丁寧に」
というメッセージをいただきました
ちなみに、賀茂社(上賀茂神社と下鴨神社)のご神紋の 双葉葵
これが後に、徳川家の『葵の御紋』の元になったんですよ〜
(水戸黄門の紋所に描かれている、あの御紋)
賀茂社を代々守ってきた、賀茂氏の家紋の双葉葵、
当時、三河国には賀茂社の氏子が多く、後の徳川家康の先祖の松平家も賀茂社の氏子だった事から、この葵を用いた家紋を作っそうです
最後に、参道にある休憩処「さるや」で、申餅をいただきました。
140年に復元された 申餅。
小豆の茹で汁でついた申餅は『はねず色』という薄あかね色です。
これは明け方の一瞬、空が薄あかね色に染まる様子から、生命の生まれる瞬間 を表すそうです
なんて幻想的な色なんだろう
申餅を食べることで身体を清め、氣をいただき、無病息災を祈った由来があるそうです。
この世に産声をあげようと、ぎゅっとちなんで縮こまってジャンプを待っているような、
お母さんや周りの人の希望や愛情に包み込まれているような、
優しくはねず色の申餅をいただき、
気持ちもあたたかくなりました
必要な言葉や想いをたくさんいただけた、今年の初詣⛩ になりました