幼児科レッスンをまともに受けられない息子 4 | こどものピアノ

こどものピアノ

中2の娘(ka)と
小5の息子(ta)の二児の母です。
娘はヤマハの専門コース上級、息子はジュニア専門コース5年目。

素人母目線でのピアノ話や勉強のこと、宇宙人娘の発達凹凸や同じく凹凸な高IQ情緒爆発息子の日常のいろいろを記録しています。


一体どうなる事やらと迎えたレッスンの日。



先生の挨拶から始まります。


「こんにちはー」


「こんにちはーー!!」


いつものように出席を取った後、

「それではみんな、先生のピアノのところに来て~!」

との声がけに子供たちが前に行きます。


taはどうしたか?



なんと


一人で前に行ったんですポーン




この時のわたしの気持ちをなんと表せばいいのか!!


わたしの醸し出すちょっとした雰囲気を察知してtaの気分が変わらないように、

努めて当たり前のような顔真顔をしてピアノの前に並んだtaを見守りました。



これまで50回近くのレッスンを受けてきましたが、


一人で前に行き

最後までわたしの出番なく友達と一緒に歌い

いたずらしたりあちこち歩く事なく

無事自分のエレクトーンまで戻ってきたのはたぶん23回目?



その後も、先生の話を聞いて(聞き逃したりとかはある)その場でやるべき事をやり、

いきいきと歌ったり弾いたりしていました。


わたしは興奮を悟られないように、

頑張ってる姿を褒めつつあくまで冷静に(笑)


そして途中でtaは満面の笑顔で「ママきょうたのしい!!」と。



あれですかね、

今日はさすがにちゃんとやらなきゃいけないと思い、

やってみたらいろんな事が出来たから楽しくなったのか?


「オレもやればできるじゃん!」と自信が育ったのかもしれません。



レッスン中に何度か甘える仕草をして「ta、うたうのいちばんじょうずでしょ?」とか

「じょうずにひけてすごいでしょ?」とか言われたので、

「うんうん、じょうずだねー」

「ちゃんと出来てすごいねー」と答えておきました。

しっかりやっている事を認めて欲しかったのかな。


最後の方はあくび連発でしたが

グズグズもせず癇癪も起こさず

先生も笑っちゃうほどの優等生っぷりでその日のレッスンは終了。



幼児科2年目7月。

初めてまともに最後までレッスンに参加出来ました。




この状態が順調に続くとは思っていないし

はっきり言ってこの先もまだ未知数。

「また次はダメかもしれませんが・・・」と先生に言ったら、「毎回じゃなくてもいいんです、時々でも出来るという事が大事です」と言われました。


何よりまず「このままではまずいぞ」と自分の頭で考えてそれを実行に移せた事が素晴らしい。

taでもそんな事が出来るんだなと新しい発見でもありました。


気持ちの成長というものがいかに個々で違っていて、

根気よく寄り添っていかなければいけないかというのはkaで嫌というほど経験しています。

(今も絶賛経験中)


taの事も途中で諦めたりわたしの方が音を上げてさっさと辞めていればこの成長は見られなかったと思うと、つくづく育児というのは親の根気大会ですよね・・・。



グループのみんなには迷惑をかけているだろうなぁと思うとそこだけは心が痛みます。

騒ぎ出したらもちろん退出してますが、

落ち着きのない子が同じ部屋にいると心中穏やかではないお母さんも多いだろうなと思いますしねあせる




さてこの話は現在進行形なので、一体この先どうなるのかは誰にもわかりません。

(またレッスンお休みで、次回は少し先)


息子の成長を引き続き見守りたいと思います!