『ナガオカケンメイのやりかた』読了しました。
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自分へのお役立ち度
★★★★★
昨年、『ナガオカケンメイの考え』を読んで非常に感銘を受けました。
勉強になる、ためになる、本は10冊に1冊くらいは見つかるかもしれませんが、
読むと、元気が沸いてくる、活力が与えられる、本は1年に1冊、会えるか会えないか、
だと思います。
『ナガオカケンメイの考え』はそんな希少な本の1つでした。
しかも、この本は、読む人に元気を与えるために書いた本ではないのです。
“売り場をもつデザイナー”であるナガオカケンメイ氏が、
自身のブログで書き綴った日常が、ただ書き綴られているだけ。
にもかかわらず、なぜだか読むと元気になるのです。
さて、そんな『ナガオカケンメイの考え』の続編である、
『ナガオカケンメイのやりかた』ですが、
期待通り、素晴らしいものでした。
『ナガオカケンメイの考え』をすでに読んでいるので、
1作目ほどの衝撃はありませんでしたが、
あらためて、心が潤されるような感じがしました。
ナガオカ氏の著作を読んでいると、もっと一生懸命生きなきゃ、
何をやっているんだ自分は!と思えるのです。
ただ漫然と過ぎていく日々に不安を覚える方、
なんのために働いているんだろう、生きているんだろう、
という迷いをこの本は吹き飛ばしてくれます。
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試しに何かをする時に、ひとつひとつの行動にこう問いかけてみればいい。
「これって僕っぽいか」と。
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日常は「なくなる」の連続。「なくなる」前にその意味や恩に気づくことができたら、
なんて素晴らしいでしょうか。これはどんな職業にも当てはまることだと思うのです。
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ぼ~っと読んでいると読む飛ばしてしまいそうになる一文一文ですが、
そのひとつひとつが示唆に富んでいて、考えさせられます。
ぜひ、じっくりと読んでみてください。