後藤です。
今日はどーしても
聞いてもらいたい出来事が、、
2019年改正された動物愛護法は
2021年6月1日に施行されました。
その中に8週齡規制があります。
生後8週56日、約生後2ヶ月を過ぎるまで生まれた環境で母親やきょうだい、人間にふれあわせる事で、成長後の問題行動を予防する為です。
また、免疫力を高めてから出荷・販売することで、感染症のリスクを減らすことに繋がります。
あまりにも小さいうちに店頭に並ぶ事で衝動買いが増え、さらに幼齡で親きょうだいから離されている為、充分な社会化が進んでいなく問題行動が出る事が多く、安易な飼育放棄に繋がります。
現在の法律では、ブリーダーのもとに最低8週、56日はいるはずなので、そこから競りに出されたり、搬送されたりして、店頭に並ぶ頃にはゆうに2ヶ月は軽く越えているはずです。
が
本日、ある大型ホームセンターのペット販売コーナーに目をやると、明らかにサイズのおかしな子猫が何頭か目に入りました👀💧
近くで見てみると、どうみても体重600~700g ほどの、生後1ヶ月半ほどの子猫達です。
毎年山盛り乳飲み子保護して11年。
見間違えることはありません
顔も体つきも、何もかも
間違いなく、2ヶ月なんてど~~みても行ってません。
でも、誕生日は2ヶ月前の設定になってます。
恐らくこれは、ブリーダーが誕生日を操作しているのでしょう。
そして、何体も見てきているバイヤーも気がつかない訳ありません。知らないふりして仕入れているはず
それはなぜか。
小さければ小さいほど
売れるからです
消費者が、より小さい子猫を求めているからです
そして、ブリーダーは早く売れば餌代等の経費がかかりません。
母親にも早く次の子を産ませられます。
可哀想に、まだお母さんに甘えて、きょうだいと遊んでたいベビーなのに、1頭でアクリルの小さなショーケースの中に入れられて、ライトを浴びせられて、どんなに心細いか。
トイレの中を見ると下痢をしていました
(ワクチンも打たれてました。ワクチンは生後2ヶ月体重1キロが目安です。幼齡で打つと副作用が出る確率が高くなります。)
これが、8週齡規制の抜け穴です。
要は誕生日を勝手に変えてしまえば誰も分からないのです。
ペットショップも、小さいほど売れるし、気がついても指摘せずに、むしろ都合がいいのでしょう。要は共犯です、、、。
実際にこういった事が横行しているとは聞いてましたが、こんなにも分かりやすくあからさまの例を見かけたのは初めてでした
皆さんにお願いです。
ペットショップであまりにも小さい子猫や子犬を見かけたら、それは法令違反を犯して違法に母猫母犬から引き離されてきたベビーかもしれないのです。
周りの人にも、ペット業界の闇と、人間の経済活動に利用されて福祉をないがしろにされている犬猫の赤ちゃん達がいることを伝えて下さい。
より小さな犬猫を求めることが不幸な境遇の犬猫を増やしていることを伝えて下さい。
社会がもっと批判的な目で見るようになれば、ペットショップでもこんな小さな子を仕入れてくる事は無くなるはずです。
今までも、このホームセンターでは疑惑の子がいましたが、「基準より小さめなだけです~」と言われれば、、、え~~、、まぁそうかな?くらいの子しか見かけませんでしたが、今日はあからさまに2ヶ月ではない小さなベビーを置いていた事に衝撃を受けました
でも、これだって証拠なんてありません。
悔しいですが「基準より小さめなだけ~」で済ませちゃえるのです。
「こんな小さい子を並べるなんて虐待だ」と
社会の目が厳しく批判的になるのが一番なのです。
さて、、画像一つない長々としたブログでしたが、最後までお付き合いくださった皆様、ありがとうございます