本日、札幌市動物管理センターより16匹をレスキューしました。。


この子達は、なんと230匹にもなる多頭崩壊案件の同じ一族ですガーンガーン


残っている子達についてはセンターが管理をして譲渡につなげます。殺処分を行わない方針ですが、頭数がなにせ230匹にも上る案件・・・えーん

センターでも一度に収容したことが無いほどの多頭飼育崩壊案件かと思います。

ねこたまごにもレスキュー要請が来ておりましたので 職員さん立ち会いの元、共同代表のShihoと一緒に現場へ行ってきました。

すぐにでもレスキューが必要な子がいたら連れてこれるように準備をしていきました。

現場は、私も見たことがないほどの劣悪な環境と頭数でした。

その数、230匹。。全て同じ家で繁殖し増えてしまった子達です。


状況的には本当に悲惨な状態でした。。
 

捕獲をして オスメスの把握、ケージに入れていく作業の中、レスキューの必要な子達をケージに入れました。

本日レスキューしたのは、、
・ベビー5匹、母猫の親子6匹
・目が良くない男の子1匹
・大きくお腹がせり出した妊婦猫7匹
・削痩が激しい女の子2匹

合計16頭です。

今回のレスキュー案件に手をあげてくれたボランティアの皆さんに心から感謝えーんキラキラ

レスキューの移送に車ボランティアさん、本所へお迎えに来てくれた預かりボランティアさん、カフェシェルターのケアをバックアップしてくれた通いボランティアさん。

各方面、力を合わせながら今日1日が終わりました。

さて、管理センターでの管理となるこの一族については、頭数的にとても福移支所には収容しきれないことから専用の収容場所を特別に設けています。札幌市動物愛護推進員や職員さんで通いでケアをして行く事が決まっています。

どうして200匹にもなるの?  
とても信じ難い現実ですが、実際に起こっているんです・・原因は やはり避妊去勢手術をせずにいた事です。居住空間という密室の中でどんどん増えてしまったことで ケアも追いつくはずもなく不衛生となり、更に劣悪な環境下で多くの猫達がどんどん産まれてきます。
過酷なストレスと汚物と悪臭に満ちた密室が
生まれた時からの この子達の世界となります。
現場の画像をお見せできる段階ではありませんが、多くの猫達が亡くなっていた・・・という事が見て取れました。

まるで地獄のような空間でした。


このブログ記事をご覧になっている皆様へお願いがあります。

現在、札幌市動物管理センターの職員さんは 通常の業務の他、今回の案件で様々な、業務に追われております。
ショッキングな数の多頭飼育崩壊案件ですが、どうか お電話での不必要なお問い合わせは控えていただき、管理センターHPでのお知らせ・譲渡の更新をお待ちください。

ワクチン接種や去勢避妊手術が終わった子から順番に譲渡スタートとなります。


譲渡促進の為に 多くの方に足を運んでいただきたいです。


1匹でも多くの子が・・・1日も早く安心出来る幸せな環境に迎え入れてもらえますように。

譲渡開始になる子は順番に福移支所に移送される予定です。
ねこたまごのブログでも呼びかけをしていこうと思いますが、札幌動物管理センターのホームページをチェックしていていただければと思います。



また、多くの方にこの事を知っていただくため、記事の拡散をお願い致します_(._.)_
 
そして、札幌市動物管理センターでは当面、非常に多くの猫達を管理するため 日々多くのフードが消費されます。


札幌市動物管理センターへの物資のご寄付のご協力も合わせてお願い致します。


総合栄養食ドライフード/ウェットフード各種
※メーカー問いません

■センターへの物資支援:送付先■
札幌市動物管理センター本所
〒063-0869 札幌市西区八軒9条東5丁目1-31

電話番号:011-736-6134


ねこたまごで本日レスキューした16匹については また改めて詳しくお知らせ致します。



どうか、この子達が幸せに繋がっていきますように。。



ミューズ