この日の朝、最後のブログを投稿したあと


銀座時代にすごくお世話になったママさんから励ましの電話


びっくりしたーーー!


よーこからの連絡が入りました。
私にそのママさんの事を


伝説のママよ!
今は海外に住んでて、ちょうど日本に帰っててとにかく凄い人なんだよ!!!


とママさんの事、お友達の事を詳しく教えてくれました。



とても嬉しそうで鼻息あらく
あんなに喜ぶ姿を見たのも久しぶりで、このまま回復に向かうのではと思うほどでした。


数日後ママさんとお友達からお花のお見舞いが届き、写真撮って私に送って!と言っていましたのできっとブログにアップするつもりだったと思います。


そしてその日は


もう、先生に任せといたら年越しそうだったからいつも処方される薬ぜーんぶ出してもらって、自分で書き出してだいたいの時間どの薬がどれくらい効くのか把握して、自分で調整してる!
早く帰ってから模様替えしたい!



と日増しに強くなる全身の痛みをコントロールして、1日でも早く退院したいと強く望んでいました。




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この頃のよーこは、起きている事が辛そうで横になることが多く、少しづつ声が出にくくなりLINEでの連絡が多くなってきました。



声の変化を感じはじめたのは5月4日のことでした。


4日の夕方、私に送ってきたLINEには


朝から喉がへんなのが気になって朝から号泣したよ。高い声が本当に出なくなって、喉に穴でもあいたのかと思うくらい呼吸して息吸う時にイビキみたいになる。なんだろ


すぐ行くからと返事をし、妹が一人待つ家へと車を走らせました。


待っていたよーこに


どうした?  喉が痛いの?  風邪ひいたかな?
と質問ばかりする私に



どうしてだろ高い声がでない、、、
このまま声がでなくなったらどうしよう
声が出なくなったら、、、



その時のよーこはとても哀しい目をしていました。



よーこは子供の頃から歌が上手く、歌うことが大好きでした。


姉ちゃんなんかはじめからそんな高い声でないよ。大丈夫だよ。と励ましたつもりでしたが、よーこの耳には届いていない様子でした。



このあと少しづつ声が出にくくなり、よーこにかなり近づいて聞かなければ聞き取れないことが多くなりましたが、4日に言ったきり声の事は最期まで一度も言ってきませんでした。


ただ、私や家族がよーこの言葉を聞き取れないことに苛立ちを見せることは度々ありました。


原因を医師に尋ねたところ、全身にある癌の仕業であることは間違いないけれど、声帯に転移があるのかそれとも肺の影響なのか、、、との返事でした。また原因を調べる気もないような言い方に聞こえました。




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よーこが旅立って半月

皆様のコメントや励ましが心に響き
感謝の気持ちで一杯です。

ゆっくりですが、、、
これからもどうぞよろしくお願いします。