昨年、声楽のレッスン「入門編」で、妥協なしの、基礎に厳しいレッスンが始まった事を書きましたが、今日はその続きです。

文字ばかりです。ご興味ある方だけお付き合い下さい。

 

5ヶ月かけて許された入門でした。

しかし、それまでも週に1回のボイストレーニングを受けていました。

12人程のグループレッスンでしたが、5ヵ月もやってたんですもの、少しはやれているはず。

ところが…何も出来ていなかったショック

 

「もっと軟口蓋を引き上げて」…上げようと思っても上がらない。

 

「舌を平たく、付け根ものばして」…舌の付け根ってコントロールできるものなの?

 

「顔のあらゆる骨に、声を共鳴させて」…骨に当たらない。

 

「喉に力が入っていますよ」…入れてるつもりはありません。

 

口の中に、硬口蓋と舌で狭い空間を作り、効率よく響かせる事等々…

いかに口の中のコントロールが出来ていなかったかに気付かされました。

 

口の中は見えないので、先生は色々な例えを出して説明して下さいます。


ハミングの繰り返し。毎週毎週、「フ―、フー」や「ハ~、ハ~」ばかり。

体が覚えるまで何度も何度も。

 

楽器は購入できるけど、歌は自分の体を楽器に作り変えるのです。

1年間、「あーでもない」「こーでもない」の繰り返し。

 

「まだダメなの?結構響くようになったけど…」先生のダメ出しに何度かそう思いました。

 

「これくらいで良くない?素人には充分じゃないの」心の声は増えていく。

 

先生の要求に、『私には無理』と思ったりもしました。

 

そんな私に先生は、「may-teaさんは、今から音大を目指す訳でもオペラ歌手になる訳でもありません。しかし、基礎が大事!それなりの発声では、それなりの歌しか歌えませんよ」

 

「粗悪な部品では、粗悪な機械しか作れません。」

 

「may-teaさんは、まだ粗悪な部品しか持っていません」

 

とっても丁寧で、優しい先生なのですが、仰る事や求められる事は厳しい。

 

しかし、

「おばさんだからこの程度で良し」

「こんなもんでしょ!」

と妥協して先に進められるより、熱心に指導して貰えることに感謝しようとも思いました。


闇雲に声を出すのではなく、喉や舌の仕組み、背筋腹筋の使い方、息の吐き方など毎回新たな発見の連続でした。

 

「may-teaさんは、磨けば光る原石ですよ」  諦めない指導に感謝です。

 

「自分で自分の限界を決めない!」 私が娘に言っていた事です。

 

そう、きっと理想の声は出せるはず…「発声編」②に続きます。