キャッチコピー | May1993-2022アーカイブ

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宣伝のための誇大広告って、実は大事だと思うんだ。
興行として考える時に、宣伝を盛るのは決して悪なんかじゃなくて
それは[話術]でありテクニックだと思う。

でも
結果単なる[嘘]になってしまってはどうかと思う。

海外映画のキャッチコピーなどを日本の配給で作り直された時に酷いのがちょっと多いと思う。
来年公開の「アクアマン」は
本国では
「故郷が呼んでいる」
だけど、日本用にアレンジされたのが
「すべての魚を味方にする男」
になってて、へこっとなった。

「ランペイジ/巨獣大乱闘」という映画は、作品の良し悪しは別として
(個人的には作品も既視感の寄せ集めで特に何もなかったんだけど)
予告編では
「巨大化が止まらない!」
「どこまでもデカくなる!」
やったのに、結果的にゴリラは20メートルいかず
オオカミも30メートルくらい?
ワニは70メートルくらいらしい、で終わった。

てっきり最後はみんな500メートルくらいになると思ってたのに…。
ウルトラマンやゴジラの国で育った僕たちには、あのキャッチコピーは終映後の逆撫でになると思う。

もちろん配給会社の人も毎回
「何で関心をひいてもらおうか?」
と、頭が痛い問題なんだと思う。

でも
横山たかし・ひろしの漫才ではないのだから…。

笑えよ〜。

金哲義