瑞穂舞の瑞穂さんから
案内がありましたので
お知らせ致します
現代神楽 玉垂
公演日:2023年3月17日 (金) 2回公演
昼の部▶︎15:00開演(14:30開場)
夜の部▶︎19:00開演(18:30開場)
会場:アクロス福岡円形ホール
チケット:3,000円(前売)| 3,500(当日)
「玉垂(たまたれ)」とは、
干珠(かんじゅ)と満珠(まんじゅ)のこと。
この二つの珠(玉)は、潮の干満をあらわし、
海神(わだつみ)がこれらの珠を司るという。
現代神楽「玉垂」は、
干珠満珠をめぐって繰り広げられる
安曇磯良と神功皇后の物語に基づく。
磯良を呼び出すために唱えられる
「阿知女作法」。
この宮中の御神楽を織り込みながら、
五首の万葉集と古事記におさまられた
一篇の歌謡が歌づけされ、
箏と笙をともなう《植物文様ソングブック》
としてソプラノによって歌われる。
なお、この歌づけに際して、
志賀島・沖津宮周辺から採取された
海藻の電位変化のデータが使われている。
志賀島の潮音のなかからきこえてくる
干珠満珠による神話的な時間。
ご来場をお待ちしています。
作・綾杉るな
作曲+構成・藤枝守
【出演】
野々下由香里 ソプラノ
石川高 笙・古代歌謡
中川佳代子 和琴、箏
丸田美紀 箏
渡辺融 土笛
ボヴェ太郎 舞
【演目】
「阿知女作法」~『御神楽』から
《植物文様ソングブック》
(藤枝守作曲) から~ 新作初演
天の海に/妹がため/あへのかたの/大海の/天地と/枯野
アフタートーク「玉垂をめぐって」 綾杉るな+藤枝守
【企画】藤枝守
【主催】マイルストーン・アートワークス福岡
【後援】福岡市 、(公財)福岡市芸術振興財団
【協力】イエナコーヒー+ロンホァ
【助成】日本芸術文化振興基金・全国税理士共栄文化財団
志賀島で
志賀海神社沖津宮の
小島が浮かぶ海岸のことを、
御手洗浜や舞能ノ浜といいます。
志賀島にあるお宿『満帆荘』の
女将さんは
「まいのうがはま」と呼んでいました。
舞能ヶ浜(舞能ノ浜)の由来は、
神功皇后が安曇磯良を
海国から召し出そうと7日7晩
神楽を奏したところだからだそうです。
志賀海神社での舞の奉納当日
この安曇磯良と神功皇后の海で
頭のてっぺんまで
禊をすることが叶いました。
女将さんの後押しのお蔭です。
志賀島で生まれ育った
あの日の女将さんとの会話は
今日にも繋がっていました。