神社へ行くと様々な現象に遭遇することがあるのですけど

「歓迎されている」と感じると素直に嬉しくなるものです。

たまになのですが、お天気の良い日

雨でも雪でも(あられ)でも(ひょう)でもない肌に触れるか触れないかくらいの

細かい雨の様なものが降ってくることがあります。

私の場合、氏神様でその現象にあう頻度が多く

名前があるのなら知りたいと思っていました。

ある日、瑞穂舞の自主練時に先輩が神社の話をされていて

その名前が出てきました。甘露(かんろ)と云うそうです。

 

調べると甘露とは、

昔の中国での伝承で天地陰陽の気が調和すると天から降る甘い液体。

また、天子が仁政を行った治世に、天が降らせたという甘いつゆのこと。

 

日本では甘露はお釈迦様の産湯として使われたという逸話が残されています。

お釈迦様の誕生日4月8日には

花祭り・灌仏会(かんぶつえ)等の呼び名で、お釈迦様の誕生を祝うお祭りが行われますね。

 

お釈迦様が誕生された時、その誕生を祝い、

八大龍王の阿那婆達多(あなばだった)阿那婆羅(あなばら))龍王が甘い雨(甘露)を降らせたとされます。

 

この甘露を降らせた龍は、九つの頭を持つ龍、九頭の龍などとも言われ、

いずれにしても、龍族の王がお釈迦様の誕生を祝福したと伝えられます。

花祭り・灌仏会でお釈迦様に甘茶をかけるのは、

お釈迦様の誕生時に龍が降らせたとされる甘露を表現しているのだそうです。

※以上、色々読んだものを組み合わせました

この降ってくるものが甘い雨(甘露)だと知ってからまだその現象に

遭遇していませんが、今度降ってきたら舐めてみたいと思います。

甘茶の様な甘い味がするかもしれませんsei

 

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