ご訪問ありがとうございます
フェリーで四国から戻ってきて
その足で寄らせていただいた神社です。
明るいうちに戻って来られたら
佐賀関港近くに鎮座している早吸日女神社へ行こうと
計画していました。
しかし、ナビが変な案内をして
なかなか辿り着けませんでした
自力で見つけましたよ~
GoogleMapの口コミを拝見すると
「ナビで神社を設定すると山の中に連れて行かれます」
とありました。やっぱり!
総門(随神門)の住所を設定すると良いとのことなので
↓の住所は総門の住所です。
はやすいひめじんじゃ
住所:大分県大分市佐賀関3336−2
当社は「速吸日女神社」とも表記するそうです。
「関の権現さま」と慕われ
「罪や穢れ」を払い落とす神として、
また「海上交通の安全」を願う神としてお参りされています。
✱一の鳥居✱
これより参拝させていただきます
✱総門✱
蟇股の神紋(下り藤)がハートみたいでかわいい
角が一本の龍さん。
お手前にハート型の石
✱二の鳥居✱
✱伊邪那岐社✱
御祭神:伊邪那岐神
こちらのお社が気になりました
✱狛犬(社殿前)✱
✱社殿✱
古くて立派な佇まいです。
元々は神武天皇の東遷の折、
海女の姉妹、黒砂・真砂の二神が速吸の瀬戸(佐賀関半島の関崎と愛媛県の佐田岬との間にある海峡)
の海底から大蛸が守護してきた神剣を取り上げて天皇に奉献しました。
その神剣を御神体として奉納し、古宮(地名)に祠を建て、
早吸神として祀ったとされます。
701年に現在の地にお社が建てられました。
佐賀関の地図を見ていたら、海女の姉妹神と同じ
黒砂と真砂という地名もありました。
◆御祭神
八十枉津日神(やそまがつひのかみ)
大直日神(おおなほびのかみ)
住吉三神
∟ 底筒男神(そこつつおのかみ)
∟ 中筒男神(なかつつのおのかみ)
∟ 表筒男神(うはつつのおのかみ)
大地海原諸神(おほとこうなはらもろもろのかみ)
早吸日女神社なのに早吸日女神が御祭神ではないという謎。
大蛸が守護してきた神剣があった場所が速吸の瀬戸ということ、
また御祭神を総称して速吸日女としているだけかもしれません。
八十枉津日神は瀬織津姫という研究をされている方もいらっしゃいました。
調べたら早吸日女という女神もいました。
赤土命の娘で、スサノオが真名井の朝日宮で見初め、
求婚するも叶わず、そのスサノオとの因縁から
ヤマタノオロチの犠牲になったという伝説がありました。
単刀直入に書かれている情報は見つけられませんでした。
姫は秘め
瓦の装飾が凝っています
屋根の上に龍宮城と浦島太郎さん。
どこかのお寺の山門でも見たことがあります。
龍宮伝説のある神社さんなのでしょうか。
もしかして、大蛸が神剣を守護していた場所って龍宮城?
社殿の周りは長い柵で囲まれています。
奥行きが深いです。
私が訪れた時には拝殿が閉まっていて見られませんでしたが
中には沢山の蛸の絵が奉納されているそうです
ご神体として奉斉されている神剣は蛸が長い間、
速吸の瀬戸で守護していたことに因み、
蛸の絵(自分で描きます)を奉納して一定期間、
蛸を食べずに願い事をすると必ず成就すると言われています(蛸断ち祈願)
おもしろそう!
蛸断ちは簡単そうだけど、タコ焼きも我慢ですね。
✱本殿✱
全体が写っていませんが
内削ぎ、外削ぎが交差した珍しい千木だそうです。
✱本殿裏✱
壊れたもの置き場?
✱神楽殿✱
✱神楽殿内✱
天狗さんのお面が3つ並んでいました。
左から御供殿、歳神社(大年神、御年神)
天然社(醍醐天皇),若御子社(黒砂神・真砂神)
✱神明社(天照皇大神)✱
天満社(左)御祭神:菅原道真公
護国神社(右)御祭神:当地出身の護国の神霊
境内社の多い神社さんでした。
これにて、この日の神社巡りは終了です。
ご覧くださりありがとうございました
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