全国八幡宮の総本宮、宇佐神宮の元宮とも云われる神社です。
計画当初から参拝予定に入れており
うさとの服展でJさんにおススメされた神社でもあります。
こもじんじゃ(おおさだはちまんぐう)
住所:大分県中津市大字大貞209
薦神社は別名 大貞八幡宮とも称されます。
✱鳥居(社殿東側)✱
これより参拝させていただきます
✱鳥居(表参道)と社号標✱
✱内宮鳥居✱
薦神社の内宮は三角池(御澄池)と呼ばれる池です。
なぜ池を内宮とするかというと、ここが古代には清冽な水が流れる
八面山信仰の聖地であったこと。奈良時代には八幡神のお言葉により
この池のマコモで薦枕をつくり、八幡神の依代としたこと。
八幡神の御神体は今に至るまでこの池のマコモでつくった薦枕であること、
などによります。
マコモが自生するこの池は八幡神の神聖な霊地とされてきました。
薦神社はまたの名前を大貞八幡宮といいます。
大貞という土地の八幡神ご出現、根本の地という意味をもっています。
※大貞の「貞」の字には占いの意味があると言われ、道教との関連性も指摘されています。
薦神社の名前のもととなったマコモは今も三角池(御澄池)に自生しています。
マコモは真薦、真菰とも書きます。沼や川などの浅い水の中に自生するイネ科の大型多年草。葉は細長く茅に似ており、マコモで編んだムシロを薦(こも)と呼びます。
5月5日にマコモの葉でもち米を包んで蒸した”ちまき”を食べた。
・宇佐神宮のご神体は薦神社のマコモでつくった枕である。
・宇佐神宮でかつて行われていた行幸会という行事は、宇佐神宮の神官が
薦神社の三角池のマコモを刈ってご神体を新しくつくり、三つの神殿のご神体を
それぞれ神輿にお乗せして八幡神とかかわりの深い八つの神社を巡り、
宇佐神宮本殿に納める行事だった。
そして、古い御験は下宮へ、さらに下宮の御験は国東半島東海岸の奈多宮に
納められ最終的には海に流された。
・出雲大社の大注連縄はマコモでつくられている。
・現代でもマコモの自然治癒力を生かした健康食品がある。葉をパウダーにしたもので傷に塗ると治りが早く、飲むと発汗作用により風邪を早く治す。
今回珍しく詳しく書いているのは、こちらの神職の方にいただいたご本を
活用させていただくためです。
薦神社を通過するという情報を見ました。
私は更にマコモが最後に納められていた奈良宮と香春神社を結んでみましたら
4社一直線になりました。
✱狛犬✱
✱境内社/黒男神社✱
御祭神:武内宿禰命
三角池ほとりの御神木
✱呉橋✱
江戸時代後期造営の屋根付きの木橋です。
老朽化がすすんでおり、現在は渡れません。
✱御神木✱
樹齢約1000年のクスノキです。
✱神門✱
国の重要文化財に指定されています。
✱手水舎✱
✱拝殿✱
逆光で見えにくくてすみません。
◆御祭神
応神天皇(八幡大神)
比咩大神(宗像三女神)
息長帯比売命(神功皇后)
宇佐神宮と同じ御祭神です。
神紋は『一つ巴』。
元来、巴紋は水に由来する紋で、宝器の勾玉、魂、命に関連します。
宇佐神宮の三つ巴に対して一つ巴であることから、
宇佐の祖宮の一つと考えられている薦神社は、
本来は宗像三比売大神ではなく、別の、あるいはその中の一人の比売大神
(たとえば中津宮の湍津姫神)を祀っていたのではないかという説もあります。
◆御由緒
境内の三角池を内宮、神殿を外宮とする。
全国八幡宮の総本宮である宇佐神宮の祖宮といわれ、
承和年間(834-848年)の創建と伝える古社です。
一番右の拝殿に3匹の猫さんが♡
神職の方々も追い払うでもなく、むしろ受け容れておられる。
こういう共存和みます。
隣の席の人が旅行のお守りが欲しいと言っており
それを聞いてから神社に行くたびに探していたのですが
はじめてこちらに有りました!
ブルーの方をいただき、週明け隣の席の人に渡すと
「私が欲しかったの、こういうのです!」と大変喜んでくれました。
社務所で神職の方にこちらのご本をプレゼントされました。(販売品)
今回の記事はこちらを参考にさせていただいています。
✱御朱印✱
社務所でいただけます。
神職の方々がとても親切で、
中津市最後の神社参拝を気持ちよく締めることができました。
ありがとうございました。
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