秋元神社からのつづきです。
高千穂神社も8年9ヶ月振りの参拝になります。
たかちほじんじゃ
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
✱鳥居(表参道)✱
✱鳥居(駐車場の中 北側)✱
表参道からお参りします
草部吉見神社~秋元神社までは貸し切り状態でしたが
街中の神社となるとさすがに参拝客もチラホラ。
サービス精神旺盛なシャーロットが、鳥居の大きさがわかるよう
並んでくれました。
✱手水舎✱
帰宅して、PCに取り込んでから気付いたのですが
二上神社から写真がいくつもボケており、使えないものが多いです。
突然ですが、
神社にも相性があるっていうじゃないですか?
人間はもともと5つの自然元素から構成されており
自分の属性と神社には相性があるっていうやつです。
『地・水・火・風・空』のうち私は『風』なのですが
高千穂神社はその5つ全てと相性がいいらしいです。
オールマイティー神社ですね。
熊本県の幣立神宮もオールマイティー神社だそうです。
ご自分の属性に興味があるかたはこちらで簡単に
検索できます⇒神社属性 診断フォーム
血液型の数字を足す意味はわかりません。
こんなこと書いていますが、相性など気にせず行きたい神社に行く私です。
✱狛犬✱ 国の重要文化財に指定
鎌倉時代に源頼朝が奉納したという鉄造狛犬一対。
わかりにくいですが、阿形の足元には子狛犬が2匹います。
✱拝殿✱
かつて高千穂郷には554社もの神社があり、
その中でも格の高い88の神社を「高千穂八十八社」といいます。
その「高千穂八十八社」の総社として信仰を集めてきたのがこの高千穂神社です。
✱拝殿内✱
✱扁額✱
✱高千穂の注連縄(標縄・七五三縄)✱
秋元神社の記事にも書きましたが
右から天神七代、地神五代、日向三代をあらわす7本、5本、3本の
藁茎が下がっています。
緑の御幣=水の神様と天上界を現わします。
(緑)の方が格式は高いと言われています。
赤の御幣=火の神様と大地を現わしています。
二つを一対として森羅万象を象徴しているそうです。
◆御創建
人皇第十一代垂仁天皇の御代御鎮座
(伊勢神宮と同時御創建と伝わる)
◆御祭神
高千穂皇神
∟ 瓊々杵命
∟ 木花開耶姫命
∟ 日子穂穂出見命
∟ 豊玉姫命
∟ 鵜鵝草葺不合命
∟ 玉依姫命
以上六神を高千穂皇神
十社大明神
∟ 三毛入野命(神武天皇の兄)
∟ 鵜目姫命(妃神)
∟ 御子神(太郎命・二郎命・三郎命・畝見命・照野命・大戸命・霊社命・浅良部命)
以上十神を十社大明神
✱四皇子社✱
三毛入野命(みけいりのみこと)、五瀬命(いせつのみこと)、
稲飯命(いなひのみこと)、佐野命(さののみこと)を合わせた四柱を
四皇子として境内の四皇子社に祀ります。
✱本殿✱ 国の重要文化財に指定
五間社流造。1778年に再建。
✱脇障子(本殿廻廊右側)✱
高千穂神社の祭神である三毛入野命が、荒ぶる神である「鬼八(きはち)」を退治したという伝説をもとにつくられた彫刻。
✱鎮石(しずめいし)✱
第11第垂仁天皇の勅命により、我国で初めて伊勢神宮と当高千穂宮が創建された際、用いられた鎮石と伝えられます。
触れて祈ると、悩みや世の乱れが鎮められるそう。
この時15:47。
今回高千穂神社でとてもありがたい光景と音に遭遇しました。
こちらの巫女さんが『君が代』をアカペラで歌いながら国旗降納されていたのです。
声が透き通っていて、心にしみました。
時間にして1,2分でしたが、この時間ここにいなければ
見られなかった(聴けなかった)ので本当にラッキーでした。
しばらく巫女さんの歌声の余韻に浸りながら『君が代』を口ずさむワタクシ。
シャーロットから話しかけられても無視していたら
「(世界に)入っとる、入っとる」と呆れていました
✱夫婦杉✱
拝殿左手に2本の杉の幹がつながった「夫婦杉」と呼ばれる巨樹があり、
この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで3回まわると
縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いが叶うと言われています。
シャーロットと私も手を繋いで3回まわりました。
こういうことは、いつも通りお一人様だったらできていません。
シャーロットが歌う『マイム・マイム』に合わせて、手を引かれながら
回りました
✱秩父杉✱ 高さでは宮崎一だそうです
九州なのに秩父?
社伝によれば、鎌倉幕府創立を果たした源頼朝が、
天下泰平祈願の代参として、有力御家人の一人、畠山重忠を派遣、
高千穂神社に参詣した折り、秩父出身の重忠が手植えた杉だそうです。
✱神楽殿✱
外から神楽殿を眺めていると、どこからともなくご婦人が現れ
「誰も居ないから中に入って見てください。写真も撮っていいですよ」と
仰って下さり、お言葉に甘え入らせていただくことに。
✱神庭(こうにわ)✱
神楽が舞われる所を神庭というそうです。神庭は高天原をあらわします。
神庭には、二間四方に七・五・三の注連縄が張られ、
「彫り物(えりもの)」が飾られます。
彫り物は上の写真の切り絵のようなもので、
「陰陽」月・日「五行」火・水・木・金・土や、
十二支や四季の風景、鳥居などが和紙にデザインされています。
太陽が昇る東を神棚のある方と決め、
西・南・北と図柄によって飾りつける場所も決まっており、
「彫り物」一枚一枚にちゃんと意味があるようです。
高千穂神社では「高千穂神楽」が365日毎晩奉納されています。
もちろん私たちは夜神楽鑑賞を旅の計画に加えており、
そのためにホテルを予約していました。
✱御朱印✱
最近はあまり御朱印をいただかないのですが
高千穂では出来る限りいただきました♪
夜神楽開始まで時間があるので、これからホテルにチェックインします。
つづきます。
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