八幡宮の御祭神、応神天皇がお産まれになった場所
子宝・安産で知られる宇美八幡宮へ行ってきました。
うみはちまんぐう
住所:福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1番1号
イオンモール福岡へ行く途中、何度も通っていましたが
参拝に伺うのは初めてです。
これより参拝させていただきます
小顔でインカ帝国っぽい雰囲気の狛犬さん
(インカ帝国がどんなのか知りませんが、ただなんとなく。。)
✱手水舎✱
✱神門✱
✱拝殿✱
◆御祭神
應神天皇(おうじんてんのう) 神功皇后(じんぐうこうごう)
玉依姫命(たまよりひめのみこと) 住吉大神(すみよしおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
◆御由緒
当宮は、神功皇后が三韓征伐より御帰還され、
産所を蚊田の邑(蚊田は宇美の古名)に定め、
側に生出づる槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがって、
應神天皇を安産にてお産みになられたこの地を宇瀰(うみ)その後、
宇美(うみ)と称されました。
御産舎の四辺に八つの幡を立て、兵士に守らせた故事が、
「後世八幡大神と称するは此故なり」とも伝えられています。
八幡大神御降誕の聖地として、敏達天皇の御宇(西暦570年頃)に創建され、
先ず神功皇后と應神天皇の母子神をお祀り致し、
後世に至りて上記の五座としてお祀りされました。
平成30年に御開帳を控えた宇美八幡宮聖母宮(開帳は25年に一度)
及び御本殿の屋根葺き替え修理工事が行われていました。
✱子安の木(槐)✱ 県指定文化財
神功皇后、産所を蚊田の邑(蚊田は宇美の古名)に定め、
側に生出づる槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがり、
應神天皇を安産にてお産みになられた由来の木。
槐は「平産の幸ある木」という意味で、「子安の木」と称されています。
✱湯方社(ゆのかたしゃ)✱左
御祭神:湯方殿(助産師の祖神)
湯方大神、又は湯方殿とも称され、應神天皇御誕生の際、
産婆の役として功績により、第三十代敏達天皇の御世(約1450年前後)
本宮御創建の時にお祀りされたと伝えられています。
✱恵比須社✱
御祭神:事代主命(ことしろぬしのみこと)
✱子安の石✱
境内末社「湯方社」を囲むように、
玉垣を築きこぶし位の石が山ほど積まれています。
安産祈願を終えた妊婦が“お産の鎮め”として此処の石を預かって持ち帰り、
目出度くご出産の暁には、別の新しい石にお子様の名前等を記して
健やかなる成長を願い、安産御礼(初宮詣)の御祈願にてお祓いの後、
預かった石と一緒お納めするのが慣しとなっています。
写真は撮っていませんが、子安の石は別の場所にもありました。
たくさんの母の愛を感じます。
✱湯蓋の森 (ゆふたのもり)✱ 国指定天然記念物・県民俗資料重要文化財
✱衣掛の森 (きぬかけのもり)✱ 国指定天然記念物・県民俗資料重要文化財
境内には、樹齢二千年以上と推定される、
国指定天然記念物「湯蓋の森」「衣掛の森」という二本の老大樟を始め、
立派な樟の木が多く存在します。
こちらの樟さんは「入っておいで♪」と言わんばかりでしたので
遠慮なく入らせていただきました。
樟さんに包まれましたありがとうございます。
中から上を見上げると穴が開いていました。
✱産湯の水✱ 県民俗資料重要文化財
應神天皇御降誕の時、
「此の水を産湯に用い給いしより今に至るまで妊婦拝受して安産を祈る。」
と伝えられています。
一口いただきました。
宇美八幡宮境内より北へ5分ほど歩いたところに
上宮(奥の院)があります。
✱宇美川と子安橋✱
✱胞衣ヶ浦(奥の院)✱ 県民俗資料重要文化財
胞衣(えな)は、産舎の後なる川(宇美川)にてすすぎ、
筥に入れて山(胞衣ヶ浦)に奉安したとされ、
その地を「胞衣ヶ浦」と称し、祠を建てお祀りされています。
こちらのお賽銭箱は柵から手が届かず、
柵をどけようとして、重すぎて2回も祠側に倒してしまいました
お賽銭奉納は無理をせず、本殿の方で一緒にされた方がいいと思います。
✱御朱印✱
週末は珍しく家でじっとしていました。
読みかけの本を読んだりして過ごしておりました。
これから気候も暑くなるのであまり神社・仏閣巡りはしなくなるかもしれません。
(暑いの苦手)