前回のつづきです。
③剣神社(龍徳)⇒④劔神社(直方市)へ
つるぎじんじゃ
住所:福岡県直方市下新入2565
遠賀川流域は物部氏ゆかりの地。
✱一の鳥居✱
✱社号標✱
立派です。
神社は南向きに建っていることが多いので、昼を過ぎると
西日が当たって正面から見え辛いということに気が付きました。
今後は午前中に参拝出来るように心掛けます。
✱二の鳥居✱
繁栄しているのが伺える佇まい
✱手水舎✱
昔使っていたと思われる手水鉢にちょこんと置かれた可愛い狛犬さん
立派な無人の社務所横を通り。。
中央よりやや上に写っている白い丸はただの屋外照明です笑
✱銅灯篭✱
✱拝殿✱
拝殿前に着くとBGMが流れているのがわかりました。
参拝者は私一人だったので贅沢な感じがしました。
(センサーが人を感知して音がなる仕組みなのかもしれません。)
倉師(くらじ)大神から高倉下を祀る神社とされています。
※高倉下とは日本神話に登場する人物。
夢で見た神託により、神武天皇に霊剣布都御魂をもたらした。
①②③の剣神社は主祭神を日本武尊としていましたが
倉師大明神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神が主に祀られていたところは
こちらだけです。
全国多くの同名神社とは異なり、当社は、もともとは『古事記』にも描かれた
伊邪那岐大神の十拳剣(とつかのつるぎ)に縁深い神社。
ご祭神は、伊邪那岐大神・伊邪那美大神・日本武尊と
十拳剣から生まれた8柱の神々。つまり、、、
◆御祭神
伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)
伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
石拆之神(イワサクノカミ)十拳剣の先端からの血が岩石に落ちて生成された
根拆之神(ネサクノカミ) 〃
石筒之男之神(イワツツノオノカミ) 〃
甕速日之神(ミカハヤヒノカミ)十拳剣の刀身の根本からの血が岩石に落ちて生成された
樋速日之神(ヒハヤヒノカミ) 〃
建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ ) 〃
闇淤加美之神(クラオカミノカミ)十拳剣の柄からの血より生成された
闇御津羽之神(クラミツハノカミ) 〃
◆御由緒
祭祀の始祖は、筑紫の国造「田道の命」(考元天皇の五世の孫)で、
筑紫物部を率いて神々を祀ると云う。
田道の命の橘孫「長田彦」が神官となりました。
往古(昔)は「倉師大明神」と称えられ、年代は明らかではありませんが
六ヶ嶽の東嶺「天上(天冠)嶽」に鎮座されていました。
室町時代に入って足利義満は、高向兵部卿良舜を奉行とし
社殿を造営し奉りました。戦国時代には、龍ヶ嶽城主杉氏は、
同社を粥田莊鎮守の宗社として崇敬し社殿を「紫竹原」に
遷座造営し熱田神宮より日本武尊を相殿に奉祀して「八劔大神」と称えました。
江戸時代に入って、野火が入り社殿は焼失し、現在の「亀丘」に遷しました。
藩主黒田長清が再造営しています。
現在の社殿は、氏子中の奉讃により建立されたものです。
◆御神徳
◇家内安全◇身体健康◇無病息災◇病気平癒◇心願成就◇良縁結び
◇成人報告◇合格祈願◇入試合格◇学業成就◇必勝祈願◇旅行安全
◇商売繁盛◇会社繁栄◇社運隆昌◇工事安全
✱社殿全体✱
✱神紋✱
下り亀
向拝に掲げてあった照正直?
✱境内社✱
・天満宮・稲荷神社・八幡宮
✱境内社✱
✱御神木✱
こえだちゃんのおうちのような綺麗な形
コンクリートの上にも
✱御朱印✱
ニの鳥居近くに宮司さんのお住まいらしき建物があります。
女性の方から「御朱印はやっていません」と言われました。
宮司さんご不在のためではなく、今のところやっていないようです。
✱行事祭典日✱
春季大祭 四月十八日
夏越祭 七月二十九日
秋季大祭 十月日曜日
新 嘗 祭 十二月十八日
この日予定していた剣神社は全て回りました。
日が暮れる前に先を急ぎます。
お次は⑤熱田神社へ
つづく