【4月12日(水)】

 

九州の伊勢神宮と言われている伊野天照皇大神宮へ行ってきました。

天照皇大神宮(てんしょうこうたいじんぐう)

通称「伊野天照皇大神宮(いのてんしょうこうたいじんぐう)」です。

地名は久山町猪野なのですが、社号には伊野の漢字が充てられています。

天照(てんしょう)とは天照大神(あまてらすおおみかみ)皇大神宮(こうたいじんぐう)とは伊勢神宮のことです。

鳥居が見えてきました。

右の掌がピリピリしてきましたが、気のせいかな?

駐車場からの景色。

こちらの猪野川は伊勢の五十鈴川と例えて、

架かっている橋は「五十鈴橋」と名付けられています。

桜も終わりかけでしたが駐車場は車でいっぱい。

 

これは神社も参拝客でいっぱいかも・・と覚悟して中へ進みました。

・・・というのも、前日にこちらの神社を下調べしている時

参拝マナーについて提言されている記事を見つけたからです。

パワースポットで有名なら人が多いのかなぁと。

 

ある方のブログ記事に、こちらの神社で何かの儀式をしている人に遭遇したとありました。※文章を引用していましたが、許可を得ていなかったため削除しました(2020年12月6日)

そのかたがたは、自分達の儀式をするために場所を占領し、他の参拝客が来ても全く意に介さず、延々とその場に居たようです。

 

その儀式に遭遇したお方は、仕方がないので5分~10分待っていたそうですが、

他人を待たせていることはわかっているはずなのに、やっと終わって出てきたと思ったら、”私は特別なのよ”的な感じで、そのまま「ツン」と澄まして去っていったそうです。上から目線な雰囲気で、不思議な力があると思い込んでいるようなその人たちは、パワーを貰うのに必死で、マナーとかモラルなどは持ち合わせていないのかもしれません。

こちらに参拝してずっとあと、小戸妙見神社で上から目線的な「ツン」とした人に遭遇したことがありました。その方は例大祭で踊っていました。雰囲気からしてスピリチュアルなかたなのだと思います。

 

現在は私も舞の奉納などさせていただいていますので、「私は特別なのよ」的な態度だと捉えられないよう、マナーやモラルを守り、謙虚に振舞いたいと思います。

社号石碑と鳥居

ここの鳥居は伊勢神宮と同じで神明(しんめい)鳥居又は伊勢鳥居というそうです。

貫(ぬき・二番目の横棒)が柱を貫通していないのが特徴とのこと。

夫婦杉

数百年の自然環境の摂理により根交の杉なり
何時の頃からか
夫婦和合、家庭円満の守り神、
夫婦杉として象徴されるに至った。
(根本の看板より)

鳥居の向こうに拝殿と、右のほうに滝が見えてきました。

 

岩井の滝

久山出身である浄土宗総本山知恩院 岩井大僧正の寄付によって造られたので

この名がついたとか。

拝殿

ご祭神:天照大神(あまてらすおおみかみ)

    手力雄神 (てじからおのかみ)

    萬幡千々姫命(よろずはたちじひめのみこと)

神殿や建物の配置も伊勢神宮を模して築造されているそうです。

伊勢神宮の20年に1度の式年遷宮の際、建て替えられるときに出た木材(再利用)で

こちらを建て替えられるとの情報複数あり。

だから「元伊勢」とも言われているらしい。

このことについて宮司さんにお聞きしたかったのですが社務所は無人でした。

 

写真は撮っていないのですが、

拝殿正面に「雲従龍」と書かれた扁額が掲げてあります。

「立派な君主のもとには優れた臣下が現れる」ということの例えで、

伊野皇大神宮(龍)の御神徳を崇敬する人々(雲)が多数で集まり、

ご加護を得て平和に繁栄することを表しているそうです。

合祀

水取宮祭神  五霊大明神  住吉三神  志賀三神

 

拝殿の後ろの石段を昇ると神殿があります。

神殿

 

神殿の両脇に三叉の槍

 

神殿の横の石段を更に昇ると

古神殿跡

式年遷宮で神殿が交互に建て替えられた跡です。

跡ということは、現在は建て替えは行われていないのかも??

 

そしてここがパワースポットと言われているところです。

最初の方で紹介したマナーが提言されていた場所はこちらのことのようです。

 

私が鈍感なだけかもしれませんけれど

パワーをビシビシ感じるというよりは、爽やかな場所でした。

 

この日、古神殿跡の入り口付近になにやらお花があったのですが。。

菊の花ですね。何かの儀式かしら?

六芒星の形にも見えます。

4月8日の灌仏会(花祭り)の後、どこかのお寺からこちらに運んだとか?とも

思ったのですが、それにしてはお花が新鮮でした。

この日の朝、どなたかが形付くって行かれたのでしょうか。

このことも宮司さんにお尋ねしたかったです。

 

【追記】かなり後で知ったのですけど封印解除や封印をする人たちが

いるそうで、その儀式的なものでは?ということです。

何のためにするのかは不明。

逆から撮った写真

 

石碑、石柱

説明書き見つけられず。

 

そういえば、駐車場にはあんなに車が停まっていたのに

参拝は誰とも重なりませんでした。

あの車はお花見目的の方々だったのかもしれません。

 

最後に

他の方のブログも拝見しつつ、この記事を書きながら思ったのですが、

着眼点が違い過ぎました。

下調べして行ったつもりなのに、見逃しているところが沢山ありました。

私はまだ神社のことがわかっていないなぁ、と。

 

それと、こちらの神社さん、宮司さんが常駐していないので

御朱印は頂けませんでした。

「天照皇大神宮」の御朱印欲しかったなぁ。

毎月1日と15日はいらっしゃるそうですよ。

 

 

また、毎年4月の第3 土・日・月曜日に春季大祭が行われているので

その時は社務所は開いているはずです。今週末ですね。

 

嘘を書いていたらいけないので念のため問い合わせ先を載せておきます。

お問い合わせ先
久山町役場:TEL 092-976-1111