昭和16年末、靖国神社の大祭「鎮魂祭」を執り行う一方で、迫りくる日米決戦に向けて、海軍内部の人事異動は発表された


伊藤整一海軍少将-中将に昇進


伊藤中将といえば、昭和20年の沖縄特攻で戦艦大和と共に運命を共にした軍人である


その他の人事は興味がないので割愛するが、今回の人事権の大きな意味は、日本国内の軍の教育機関、軍事工場、海軍編成に関わる主要な機関の新人事である


主な教育、生産、軍事などに関わる国内の海軍編成は、今後の日米決戦で生かされるか?

というのは、置いておいて一つの事項として述べた



そして陸軍といえば、シナ事変で華散させられた英霊の御霊を鎮める


「鎮魂祭」


を無事取り仕切るというのに並行して、シナ事変激闘の生存者、ようは戦場で華々しい手柄を挙げた陸軍軍人達の論功行賞


「金鵄勲章」


を執り行うことも軍事強化、戦意高揚には大事であった

シナ事変では主戦力は陸軍であり、戦死者も海軍より陸軍が圧倒的な数である


今回は、軍人の収入と主な収入源の話


金鵄勲章(きんしくんしょう)は、シナ事変で主な戦果を挙げた部隊や将校に贈られるものであるが、大東亜戦争勃発後は、金鵄勲章授与式は執り行われていない

勲章などの授与式は、普通戦争が終わった後の事後評価であり、泥沼の長期戦に陥った大東亜戦争時には、執り行われる機会もなかった


上海、武漢などの中華の主要都市の攻略に功績があった軍人に、勲章と年金を与えるのである

功一級から功七級があり、大抵の武官は功4~5級で、年金として210円~140円(63万円~42万円)の支給


少将、中将クラスは功三級以上が与えられ、記念撮影など個人の誉れを記録する写真など、胸元に無数の勲章が飾られる、年金は650円~400円(195万円~120万円)


大抵、昭和初期の一円の価値は、今でいう3000円といわれるので月で割るとそれなりの収入だが、毎月の兵士としての給料を含めると、やはり軍人は命がけであるが割が高い

ちなみに、一兵卒の月の給料が10円未満である


そして、その年金は終身年金であり老後も安泰のはずであるが、大東亜戦争の苦戦により事態は急変。現金支給から国債に変わり、その国債も敗戦後には紙切れとなった



今後の日本の年金制度も、もしかすると現金支給から一昔前の2万円分の「地域振興券」の商品券みたく取って変わる可能性もあるね(笑)

それも、日本の借金が膨れ上がり破たんすると紙切れになるとか笑えないしね。。


独り言でした