心頭滅却すれば火も亦涼し・・・。 | ジュニアバレーボールクラブ 浦安MAX

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浦安市で活動する小学校バレーボールクラブのブログ…
主に監督の独り言が多いかと…

週末。
土曜日に6年生最後の大会初日。

振り返れば、今年は苦難の日々。
3月。
キャプテンの怪我に始まり、約3ヶ月間キャプテン不在のままチームを作り、何とか全日本予選には間に合わせたかった。
しかし、セッターというポジションの穴は大きく、厳しい現実を突きつけられる・・・。

それにもまして、今年の支部。
例年にない激戦区。
どのチームが県大会へ出ても戦える。

焦る・・・。

昨年2度の県大会出場を果たし、改めて今年が勝負の年。
指導者として、たまたま運が良かった言われない為に・・・。
チームとして強くなったんだと自信をつけさせる為に・・・。
そして今後の伝統につなげるために・・・。
見た目と違い、ノミの心臓の私にとって、大きなプレッシャーの中走ってきた。

スポ少関東予選では、初日から県ベスト4との対戦。
キャプテンも復帰し、やっとベストの状態で戦う事が出来た。
しかし、壁はとても高く、一方的な内容で散った。

再び焦る・・・。
このままでよいのか・・・。
葛藤を繰り返す。
今回出した結論は、夏休み中100セットをこなし、個人よりもチーム力全体の引き上げ。
子供たちにとっても辛い課題。
通常、土日午前練習が基本の我がチーム。
そんな中、毎週末練習試合という、ハードな日程。

子供たちはやりきってくれた。
確実にチーム力が向上していた。
地域の交流大会とはいえ、優勝という形で結果を残した。

そして、関東大会予選を迎える。

支部予選初日。
苦しみながらも、2日目に望みをつないだ。
初日の2試合目。
1セット目奪われ、もう後のない状況下。
2、3セット目を奪い勝利を収めた。
夏の練習がここでも実を結んだと思う。
2日目も初戦、強豪に敗れるものの、敗者戦で勝利し、県大会出場を手にした。

今年初の県大会。
昨年果たせなかった県大会初戦突破。
今回この目標のもと大会に望んだ。

緊張していたと思うが、激戦支部を勝ち上がった我がチーム。
初戦は大勝を収めることが出来た。
県ベスト16。

2回戦。
県ベスト4、そして、スポ少関東予選で大敗した相手。
挑戦の時。
届かなかった・・・。
しかし、前回とは違い、一方的な展開ではなく、確実に成長している姿が見られた。

最後のスポ少全国予選に向けて、まだまだ成長を続ける我がチーム。

・・・。

そして・・・。

悪夢が再び訪れる・・・。

予選まで約10日。
キャプテンの離脱・・・。

・・・実はかなり落ち込んだ。

みんなも落ち込んだと思う。
何より本人が辛い思いをしているに違いない。

生真面目すぎてサボることを知らない。
我が娘ながら、私自身見習うべきところ。
指導者として、誇りに思う。

なぜ・・・。

どうしようもなく悔しさで一杯になった。
予選初日には間に合わないだろう。

いつまでも落ち込むわけにはいかない。
チームの状態は決して悪くはない。
それに、悪いことばかりではない。
アクシデントにより、改めてチームの結束が強まった。

キャプテンの想い。
みんなの想い。
同じチームとして、成長を遂げてきた。
コート上にキャプテンはいない。
けど、想いはひとつ。

絶対に出来る!
みんななら出来る!

行こう県大会へ!
心は一つ!

そして、全員で県大会のコートに立とう!!

GO MAX GO!!!