厩舎の馬たち・その2 | やっぱり馬が好き~ふろむオーストラリア~

厩舎の馬たち・その2



やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~

クランボルン・トレーニング・コンプレックス(調教トラック)の入り口には

オートマチックのゲートがあり、車を感知して自動で開きます。


実はこれ、夜間だろうが昼間 調教トラックを使ってない時だろうが いつでも開いてくれます。


私の勤める厩舎は ここの入り口の反対側のゲートの先にあるので

私も含めワーカー達はいつもここを通って出勤。


手前の青い看板は 左に行くとクランボルン競馬場の馬運車駐車場&競走馬搬入口 となってます。



今朝 仕事を終えて上の写真のゲートまで来たら

調教トラックの芝コースで なにやら作業をしてるおじさんたちがいました。



やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~

障害レースのハードルを設置しているところ。


すでに何機か設置してありました。



やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~


障害レースがあるのはVIC州とSA州だけ(だった気がする)で、調教トラックにもこうしてハードルを

設置しているのを見るのは初めて。


明日以降使われるのかな?



さて、先日紹介した 厩舎の馬の Chong(過去記事はここをクリック

彼の右目は青いんです。


やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~

なんとなく青いの、わかりますかね?


昨日に引き続き今朝も機嫌が悪かったけれど、

鼻に手を近づけて臭いをかがせてやると だんだん耳を前に向けて 敵意が消えます。


人間が敵意を見せると馬も余計に反抗しますので、常に話しかけてやると相手も理解してくれますよ。



今日は厩舎の中で 「やりたい放題」やってくれる性格の馬 2頭紹介しましょう。



こちら Roy(ロイ)3歳せん馬(gelding)


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馬って正面から見ると ほんとに可愛いのに。


彼はどうして、やりたい放題な馬です。

調教トラックに行く時は おとなしく歩いてくれるけれど

リードを持ってる手を噛もうとする。


調教の後は すごく強くて 連れて帰るのが大変。

どうも馬って 内側に 内側に押してくるんです。 押し返すのが大変です。

そして自分の好きな位置に立ち、押しても動いてくれません(泣)

このあたりが「やりたい放題」。



次はWindy(ウィンディ)2歳せん馬


やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~

あれっ 寝てる。


昨日トライアル(模擬レースみたいの)でしたが、今朝も疲れが抜けきらないようです。


馬って大概 立って寝るんですけれどね。外敵に襲われそうになってもそのまま走って逃げられるように。

でも2歳くらいまでは こうしてゴローンと横たわって寝ますね。 なんせお子ちゃまなので。

イビキをかく馬もいます。


ウィンディは体が大きい分 力も強いので ほんとに彼はやりたい放題です。

昨日のトライアル前もけっこう暴れてました。

調教後に厩舎に連れて帰るときも やりたい放題に歩くので、なるべくかかわりたくない馬です。


殆ど 男性厩務員が担当します。


これ、レースに連れて行くの すごくしんどそう。。。



ウィンディが横たわっている写真を見ていただくとわかるんですが

うちの厩舎はオートマチック・ウォーターシステムを各馬房に採用してます。

日本語だと「自動吸水装置」っていうのかな?


写真の右奥にあるもの、アレです。


朝の作業の時には 中をブラシでこすり、 その後はきちんと水が出てるか確認すればいいだけなので

作業する人にとっては とても便利なシロモノ。


うちの旦那がゴールドコーストで働いていた時の厩舎(私達がその2階に住んでいました)も

オートマチックウォーターシステムでした。



おまけで 親方の愛犬・トロイ(雄)


やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~

こちらは純血のブルーヒーラーです

(ブルーヒーラーの話は過去記事ここをクリック


大きさはというと、トロイは割りと小さくて マックスよりも2回りくらい小さいと思う。




今 ルビーが家の中に飛び込んで入ってきて

なんか1人でドタバタ遊んでる


と思ったら


小さいネズミを捕まえて 食べてました。。。。。


そうか、狩りはまだ忘れてなかったか。



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