My Family Diary -1175ページ目

このところの父

一昨年の夏に肩を骨折してから車椅子の生活になり、

年明けて一月中旬に発熱してからすっかり体調を崩してしまった父は、

私がHoustonへ行く前に心不全を起こしていることが分かりました。


発熱するまでは車椅子に座ってリビングで大きな声で歌を歌ったり、

風船つきのアクティビティーにも元気に参加していたのに。。。。


あっという間に転げ落ちるように体力が衰え、

四六時中目を閉じ、私が行って呼びかけても反応がもう一つで直ぐに目を閉じてしまいます。


拘縮してきた足を動かすたびに酷い痛みがあるようでベッドから車いすの移動も大変です。

それでも寝たきりにすると急速に心肺機能が弱るとのことで毎日起こしてリビングに連れて来てもらっています。


もはや食事は自分で食べることは少なくスタッフの方々に食べさせて貰っているようです。

妹も私も面会は食事の時間に合わせて行くようにしています。


こんな状況なので4月に私の大学時代のテニス部の同期会が九州であるのですが、

一旦飛行機の手配はしたものの、何があるかわからないので遊び旅行どころではないとキャンセルしました。


面会に行く度に痛がって大声を出しているのを見るのが辛く心が重かったのですが、

先週新しい車いすを購入したところ、苦痛が大分緩和されたようで笑顔も出るようになりました。

クッションも良く、肘かけが外せ、背もたれも足置きも角度が変えられるフルリクライニングになる車いすです。


妹とこんな高性能の車いすがあるなら早く買ってあげればよかったと喜んでいます。

これで父も痛みから少し解放され、落ち着いた日々を送れたらいいのですが。