昨年の甲子園で日大山形・大垣日大・日大三の準付属・付属・特別付属を破ったおかやま山陽
選抜出場につながる秋の県大会では、準々決勝で総社南に敗れている。夏の予選で好成績ならシード入りになる春の大会でも、2回戦で倉敷商業に敗れ、2年連続出場を狙う今日も岡山東商業に1点差で敗退した
しかし岡山東商業は11回も出場しているものの、最後の甲子園から夏は今年で33年目になる
男女共学・全国から戦力を集める私立の弊害とも思われるが、実は岡山で強いのは私立だけじゃない
昭和63年には3回目の出場だった倉敷商業が平成30年で7回出場し、3年前の出場で県勢最多の11回目となった。1931年創部という伝統校でありながら、昭和時代は岡山東商業・倉敷工業の2強と岡山南に後塵を拝している。私立の強豪で岡山県最初の野球部を創部した関西でも、9回のうち6回が平成での出場
理大付の台頭、学芸館・創志学園の新進校が年々強くなる中でも倉敷商業がコンスタントに出場
これは世間で言われる「私立がお金で選手を集めている」という批判に、真っ向から立ち向かうようだ
ただ、岡山東商は勝てなかった。平成30年での出場は1回にとどまり、私立ではない公立の倉敷商が圧倒的な強さを誇っている
昨年、全国8強のおかやま山陽を破ったとなれば復活を期待してもいいかもしれない