俳優の中尾彬さんが心不全でお亡くなりになりました

 

長い間同じ役でイメージが強いのは、暴れん坊将軍の徳川宗春ではないだろか。放送開始の第1話からシリーズ7まで18年間演じており、吉宗の失脚を狙う陰険なイメージが板についてます

史実では宗春が尾張藩主になったのは吉宗が将軍になってからで、吉宗と将軍を争ったのは兄の吉通とされている。もちろん宗春は悪人・罪人ではなく尾張藩主であり、吉宗の質素倹約の政策に反対して贅沢三昧をしたことから悪く描かれているだけ

 

中尾さんはその後悪役が多く、GTOで演じた教頭・内山田は新たな世代に認知された

 

だが過去には金田一耕助も演じており、悪役よりもヒーローのほうが多かったようだ

 

またゴジラシリーズでは自衛隊の幹部・総理大臣などゴジラと戦う中心人物だった

 

GTOの出演をきっかけにさんま御殿にも出演し、そこで江守徹との名コンビが生まれた。俳優では江守が先輩なのだが、中尾が偉そうなことを言ってけんかになるというやり取りを毎回していた。大物俳優だからと言ってバラエティ・お笑いを見下したり、芸人をバカにしない凄さはまさに大物ですよ

 

さて、過去にテレビで「心不全というのは原因不明の不審死」というものを見たことがある

日本には解剖医が不足しているため、司法解剖・行政解剖には限界があるようだ。解剖できなければ死因を特定できないが、「死亡証明書」が必要となるため、心臓が動いていない「心不全」が選ばれるらしい

 

心不全という死因について、「なんだ心不全か」と軽々しく納得してはいけないよ