先日、イオンシネマ調布を訪れた車椅子の障害者がXで叩かれています。それは健常者と障害者を代弁する人たちの論争になり、完全におかしな方向へ進んでおります。バカとバカが口論すると、たいがい笑える内容になるのでまあ面白いですな
さて、見て笑うだけじゃだめだろうと健常者・障害者ともに理解できるツイートを私もしておりまして。あれが理解できなければ、どうやって暮らしているのかと思っております
そもそもこのイオンシネマ問題は、文句を言った人がいかに自分勝手だったかということ
イオンシネマの対応に落ち度がないし、逆に謝罪文の
「再発防止策」って何でしょうか
自分が考えるに、これはイオンシネマに何の落ち度もありません。ただXではこれにかみついた健常者が多数おり、今度は擁護する人たちが対抗した結果かなり炎上しております。傍観している障害者としては、どちらの言い分も現実離れしており大変バカなことを言っていると…呆れたり笑ったり
明らかに間違った情報のツイートにはリプしたり、コメント付きリツイートしております。本当に現実を知らないアホな意見が多いですね
そもそもイオンシネマの介助問題(拒否という言葉を入れることに抵抗があったので)には、いくつか複合的なものがあると思います
大きい問題はやはり「人員不足」ではないでしょうか。映画館のスタッフと言うのはチケット売り場・もぎリ・案内などだと思います。今回のトラブルのようにシートへ移乗するには2人以上が必要となってきます。もちろん劇場の案内もしないといけないため、通常の業務に人員を増員させないといけません
2つ目は「自力で椅子に移れないのに、車椅子席を利用しない」ということです。バリアフリー法・ハートビル法などにより、2000年以降の映画館は車椅子でも鑑賞可能のところが多いです。騒動のイオンシネマシアタス調布の公式Xにこのような写真がありました
自分的には問題ないと思います。ここまで自力で行くなり、映画館の人に押してもらうなりで終わった話
ですがご本人はグランシアタ―というリクライニングシートでの視聴が希望だったようです
より引用
これに座って見るには車椅子から移動する必要があり、今回のユーザーは自力で移動できないからイオンシネマスタッフに介助を依頼したというのが問題の発端ですね
しかしこのユーザーが介助できる人を同伴していれば、こんな問題にはなりませんでした。これは障害者の落ち度です
車椅子から座席に移乗するという行為は、素人の場合様々な事故につながることがあります。障害者を落としてしまうことはもちろんですが、介助したスタッフは慣れない作業をするため身体を落としてしまう。またポジションが分からないため、障害者を持ち上げるまではいいものの座席への座らせ方が分からないなど
さらに移乗に時間がかかると、その周囲の席の人も座ることができません。上映時間を遅らせるのかなど、問題が次々起こる可能性もあります
と言うのをXでは無視しまして(分からないのか、皆さん頭に血が上って勢いでなのかもしれませんが)今では「障害者はされて当たり前!感謝なんてしなくていい!」と言う暴論もあります
はっきり言って99%、イオンシネマのツイートはクソです!無視していいレベル
「障害者は感謝しなくていい」とかバカですよ!障害者だっていつありがとうって言うのか知ってます
例えばヘルパーと一緒に行くとか、自分の料金しか払いたくないのであれば、SNS・マッチングアプリを使って、その映画を見たいヘルパーさんを探すなど
このユーザーをもろ手で支持したり、賛同することが果たして障害者のためなのか?「私は弱者の味方です!」というアピールに使われていないか
まあこんなものに賛同するのは弱者の味方じゃないですよ。彼女に正攻法・まっとうな方法で映画を見に行くことを教えるべきです。Xでは彼女を批判する健常者にどんどん噛みついております。批判するほうも感情的なんで、差別的な発言が多いからでしょうか
私は特に誰もディスることなく、淡々と車椅子でも映画を見る方法をツイートしています。いいねとリプは多いですけど批判コメントはないですね、障害者目線で正論言ってるんで、はっきり言ってそれに対する批判・反論があればぜひ拝聴してみたいものですが
これを全部Xに載せるとなればいくつリプすんだよ!ってことで、ブログにしました