来年の箱根駅伝は参加資格を関東の大学に限る

箱根駅伝の余韻がまだ終わらない、5日に早々と関東学連は声明を出しました

 

この記事に「関東の大会だから当たり前」とか「全国の大学を出すほうがおかしい」という、古い体質の箱根駅伝岩盤支持層の声もあります

 

一見すれば関東学連主催なんで他地域の大学が出ないのは当たり前とも思いますが、問題点はそこではありません

 

出雲駅伝・全日本大学駅伝は関東勢が上位を独占しているのが現状です。地方からの出場はほとんどが繰り上げスタートとなるうえ、地区予選を突破出来る常連になっているため、実質出雲・全日本・箱根の3つとも関東だけの大学で成り立つ

出雲と全日本は地方のための「おまけ」という感じです

 

全国の大学の戦力を均衡化する。これを目標とした場合「箱根駅伝」が害になってきます

 

箱根駅伝に出たいから関東の大学に行く。ならば箱根に全国の大学が出られるようになればいい

 

それが一部にある「全国の大学を箱根に出せ」という今の流れです

 

東京オリンピックの代表が全員、箱根経験者だったことを考えると、「箱根駅伝に出られないと、オリンピックは無理」となってしまう可能性もあります。なぜなら、「箱根駅伝は世界に通用する長距離ランナーの育成」も目標なんです

 

ここまで関東学連が全国の大学を出場させたくないということは、箱根駅伝に悪いお金でもあるのでしょうか?

 

少なくとも日本の陸上界を邪魔しているのは、関東学連です