Yhaooニュース引用
レーザー照射で視力を矯正するレーシック手術を巡り健康被害の訴えが相次いでいる問題で、昨年12月、被害相談ホットラインを開設した医療問題弁護団への相談が129件に上ったことがわかった。
ドライアイや目の痛みなど通常の手術でも起こりうる合併症が多かったが、日本眼科学会の指針に違反する可能性がある「過矯正」の苦情も3割近く(35件)に上り、弁護団で調査を進めている。
「過矯正」は、角膜を削りすぎて近視を必要以上に矯正すること。遠視や疲労感などの弊害につながり、学会指針では矯正の限度基準を定めているが、それを超えた手術が行われた可能性がある。相談者の受診先は特定の医療機関に集中しており、ほぼ半数が同じ医療機関で手術を受けていた。
レーシックの手術はテレビでも特集される。手術を受けた患者さんが満足して、「先生ありがとうございます。裸眼で2.0の視力が得られるなんてほんとにうれしいです」などと言うものだから、その気のある視聴者が見ると、私も裸眼で見えるようになりたいと簡単に思い、手術を受けてしまう。同じ医療機関で受けるのであれば問題ないかもしれない。しかし、レーシックは保険適用外の数百万もかかる手術で、少しでも安い費用で受けたいという心理が働く。ゆえに上記のようなトラブルが発生するのだ。
目の手術というのは、ある意味”美容整形”と似たところがある。美容整形は、受けても受けなくても自分の健康状態には影響しない。レーシックも視力低下による眼精疲労などからくる頭痛等を除けば、コンタクトレンズや眼鏡を使用することで、幾分も問題ない。
そうはいっても、目の悪い人にとっては裸眼で美しい景色を見るというのは夢のような話である。私自身、目が悪いので裸眼で生活したいという願望は強い。最近初めてコンタクトレンズにして、眼鏡との視界のクリアさが全然違うことに驚いた。
私が言いたいことを述べる。レーシックはお金さえあれば、手術の日のうちに帰ることができる手軽な手術である。ところが、逆に病原菌の進入により視力低下したり、手術失敗による失明の可能性もないわけではない。それに術後にどういう変化が起こるのか、はっきりとわかっていない。だが、レーシックは望む人にとっては有用な手術である。じっくりと医療機関の情報を集め、過去の手術事例も検索調査し、十分な手間をかけることが重要な気がする。このことが、上のような不幸な事態に遭遇しないためにも大切である。
レーシックはとにかく、敷居を高くする必要がある手術なのだ。よく考えた末に、今回はやめておこうと潔く思えることも大切であると思う。情報化の時代だから、こういった医療問題についても自分の頭でしっかり考えることが重要となってきている。