東京オリンピックの延期決定の後、日本的で面白いと評判のジョーク。
ツイッターにアップされたものを、多くの人がシェアされたようなので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
https://twitter.com/OsamuKosaki/status/1242384853670096897/photo/1
確かに、おもしろいですね。
日本的な(典型的な?)ジョークとしては、"ダジャレ"がありますが、アメリカ人でありながら、ダジャレで有名なデーブ・スペクター氏。
彼の3月25日のツイッターにアップされたのが、以下のジョーク。
これはダジャレではないのですが、なかなか秀逸と、こちらも評判になっているようです。
【一応、英語出来るので。TOKYO2020に、小さくsを付けたら、10年間有効になります。】
10の倍数に小さなsを付けると、(10単位の)~年代/~歳代/~番台といった意味になります。
"2020s"だと2020年代、つまり2020年~2029年ということになりますね。
I am in late 50s. だと、「私は、50代後半です。」、in the 80s は、80年代(1980年代)となるわけです。
因みに、英語で"10年(間)"を表す単語は "decade" です。
日本語の所謂ダジャレと全く同じコンセプトのジョークは、英語には基本的には無いように思います。
昔、アメリカに居た時、何人かのアメリカ人にダジャレを説明してみたのですが、一応理解はしてくれた感じでしたが、面白い!とは思っていないようでした。
英語で何て言う?と聞いたら、nonsense joke とか言われました...(笑)。
日本語と英語では、やはりユーモアのセンスが違うんですかね?
因みに、英語(イギリス)と米語(アメリカ)でも、ユーモアの傾向(?)は、かなり違うようで、アメリカ人のジョークの方が、日本人にも比較的分かりやすい(明るい笑い?)のに対して、British joke は、皮肉混じりであったり、ちょっと自虐的であるものが多かったりする傾向があるようです。
wit(機知)に富んだ冗談が多いと言う人もいますが、正直、日本人にはちょっと分かりにくい感じもします。
新型コロナウィルス(COVID-19)のニュースばかり目にする今日この頃、"笑い"はとても重要だと思います。
実際、笑うことは免疫力を高める効果があるらしいです。